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【特集】「5G」が4位にランク、来春の商用サービス開始に向け基地局整備加速へ<注目テーマ>

NTTドコモ <日足> 「株探」多機能チャートより
★人気テーマ・ベスト10
1 半導体
2 全固体電池 
3 量子コンピューター 
4 5G 
5 半導体製造装置 
6 リチウムイオン電池 
7 国土強靱化 
8 水害対策 
9 人工知能 
10 パワー半導体

 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「5G」が4位となっている。

 NTTドコモ<9437>の吉澤和弘社長は29日、20年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を受けたコメントのなかで、第5世代移動通信システム(5G)について言及。20年6月末までに基地局を47都道府県へ展開し、21年6月末には1万局を設置するほか、5Gに経営資源を集中するため3G(FOMAサービス)を25年度末に終了することなどを明らかにした。

 KDDI<9433>は9月30日に、来春の5G商用サービスに向けて第1号となる基地局を設置したと発表。今後、順次設置を進め、22年3月末までに1万622局、24年3月末までに5万3626局まで増やすとしている。ソフトバンク<9434>も基地局の整備を加速するとみられ、関連企業のビジネス機会は一段と拡大することになりそうだ。

 関連銘柄としては、コムシスホールディングス<1721>や協和エクシオ<1951>といった電気通信工事大手、5G基地局の測定に使われる電子計測器を展開しているアンリツ<6754>、5G基地局システム試験用テスターを取り扱うアルチザネットワークス<6778>、高周波数化と広帯域化を可能にするアナログ光伝送装置を手掛ける多摩川ホールディングス<6838>などが挙げられる。

出所:MINKABU PRESS

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