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【特集】ゼロから始める「株探」の歩き方 ― (1) 株達人への第一歩

(1)「株探はこんなに使える!株達人への第一歩」

横山利香(ファイナンシャルプランナー、テクニカルアナリスト)

◆他人任せにはできない銘柄選び

 株式投資を楽しむ個人投資家のみなさん、こんにちは!株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香です。

 株式投資の醍醐味は、株価が2倍、3倍、時には10倍に値上がりする、いわゆるテンバガー銘柄を探し出せる可能性が誰にでもあるところではないでしょうか。

 しかし、大きく値上がりする銘柄がある一方で、下落する銘柄もあるのが現実です。多くの個人投資家にとって最大の悩みは、「どの銘柄を選び、いつ買って、いつ売れば儲けることができるのか」ということではないでしょうか。

 株式投資には、いくつかの取引手法があります。たとえば、一日で売り買いを完結させる「デイトレード」や、数日、数週間といった株価の動きのなかで売り買いを行う「スイングトレード」、割安な銘柄を数年保有する「中長期投資」に加え、株主優待の権利取りや市場替えを狙う「イベント投資」などがあります。どの投資手法で株を売買するかは、好き嫌いや得意不得意で選んでもいいかもしれません。

 しかし、取引する銘柄は、「自分が好きなお店の企業だから…」というように好き嫌いの観点だけで選んでいては儲けることは難しいかもしれません。なぜなら、株式投資は美人投票だからです。自分が良いと思っても、自分以外の他の個人投資家に選ばれなければ株価は値上がりしないのです。ですから、銘柄を探す時には、他の個人投資家に選ばれるほどの“成長性”があり、収益を上げていく実力があるのかを事前に調べておかなければならないでしょう。

 たとえば、好材料が出て、株価が大きく値上がりする銘柄が登場すると、マーケットでその銘柄が話題になることはよくあります。「●●の情報では値上がりすると言っていたから、まだまだ値上がりするのだろう」などと安易に考えてその銘柄を購入したとしましょう。でも、「どんな理由で値上がりしているのか」「株価がいくらまで値上がりする実力があるのか」「いまの株価水準で売り買いしてもいいのか」などなど、株価の水準が適正なのかを自分で判断することができなければ、目先の株価の動きに一喜一憂してしまうことでしょう。その結果、株価が上昇する前に利益を確定して儲け損なったり、高値掴みをして損をしてしまったり、という状況になってしまうのです。

 では、こうした状況に陥らないためには、何が必要なのでしょうか?

 それには普段から決算書などを分析して、企業の実力、いわゆる業績の動向について調査しておく必要があるでしょう。

 業績が好調な銘柄には投資家の買いが集まりやすく、株価は上昇する傾向にあります。なかでも、新製品や新サービスなどによって企業が大きく変貌を遂げる時、いわゆるビッグチェンジする場合、株価は大きく値上がりし、大化け期待の有望成長株に変貌します。つまり、株価が大きく上昇するかどうかは、企業が着実に収益を上げられるのか、継続的に収益を維持できる力を備えていて、さらに伸ばせる可能性があるのか、ということが重要になってくるのです。



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