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【特集】横山利香の「株探の歩き方」第2回 ─“決算の株探”の真骨頂(前編)

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第2回 「決算速報、“決算の株探”の真骨頂(前編)」

横山利香(ファイナンシャルプランナー、テクニカルアナリスト)
◆膨大な決算にもスマートに対峙

 材料や思惑などで株価が急騰する場合もありますが、中長期的に上昇を続ける銘柄は、業績が良好である場合が一般的です。業績が良好かそうでないかを分析するには、企業が発表する決算発表を確認しなければなりません。

 上場企業は数千銘柄にものぼりますから、数千銘柄の決算発表を一つずつ確認することは正直大変と言わざるを得ません。そのため、自分が保有している銘柄や、気になる銘柄の決算だけを確認しているという方も多いかもしれません。ただ、定期的に発表される四半期決算は、その企業の最新の業績を確認できる唯一の成績表です。できるだけ多くの銘柄の決算に目を通したほうがいいでしょう。

 ただし、やみくもに企業のホームページにいって決算書を確認するのは、手間暇がかかって大変です。企業の決算を確認する際には、決算発表が時系列で掲載されている「株探」のコンテンツを利用しましょう。トップページの中ほどにある「決算速報【リアルタイム配信中】」のコーナーと、上のグローバルナビにある「決算速報」のタブから、決算発表を一気に確認することができます。

●図1 決算速報、続々と発表される決算も一気に確認
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 第1回目でも触れましたが、この「株探」の決算速報は日本最速を目指して開発された機能です。更新はほぼリアルタイム。決算速報の銘柄タイトルをクリックすると、発表された決算や業績修正を分析したコメントと業績推移表までみることができます。後で述べる確認作業では、決算発表の内容を吟味する際にこの機能を活用します。右上の「決算短信 PDF」のボタンを押せば企業が発表した決算短信そのものを見ることもできます。

●図2 決算速報、瞬時に分析コメント&業績表
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◆その日の決算は時系列で確認、とりこぼしにご用心

 企業の決算は一般的に、大引け後の15時以降に発表されます。決算発表が少ない月はのんびり確認していてもいいのですが、日本企業の多くが採用している3月期決算が発表される時は、発表される決算数も非常に多くなります。それでも発表された決算はできるだけその日のうちに確認して、翌日の寄り付き前までには売買の準備をしておく必要があります。

 時系列で企業の決算を一つ一つ確認する場合には、「決算速報」のタブを利用すると便利でしょう。決算速報のページでは、「全市場」「市場1部」「市場2部」「新興市場」の4つのタブが用意されており、デフォルトでは「全市場」が開かれます。どれも時系列で決算が掲載されていますので、日時に注意して確認するようにしましょう。たとえば20日に発表された決算を、20時から確認作業を始める場合には、20日の一番最初の時間に発表された企業決算まで遡り、そこから時系列で最後(たとえば20時など)の決算まで確認していくようにします。

 というのも、企業によっては、寄り付き前の早朝の時間帯やお昼休みに決算を発表する場合があります。15時前に発表された決算をとりこぼさないように、その日の早い時間帯から確認したほうが確実です。

 15時以降は発表された決算がどんどん追加されていきますので、右上の「更新」ボタンを活用しましょう。決算発表の多い時期には、早い時間の決算から順番に確認していきますが、一通り確認し終わったところで更新を行い、遅い時間に発表された決算発表をどんどん追加していくようにします。直近までの確認が終わらぬまま途中で無意味に更新すると、どこまで確認したのかわからなくなって手間がかかります。とりこぼしをすることだけは絶対に避けましょう。

 また、帰宅の遅い方などは決算発表ラッシュも一段落していることでしょうから、その日の最初から直近までの決算発表をまとめて確認していきましょう。

 決算発表の確認の仕方では、見出しを見て気になる決算をクリックして内容を確認します。そして、「良さそう」と思った銘柄については、改めて確認するためにメモなどに記録しておきましょう。まずはスピード感で一通り簡単に確認していき、あとから「市場1部」「市場2部」「新興市場」のタブなども活用して、ピックアップした銘柄の決算内容の再確認を行います。(後編に続く

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