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【特集】個人投資家・有限亭玉介:不透明な相場で強そうな個別株を探索【FISCOソーシャルレポーター】

アートSHD <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2019年7月2日14時に執筆


株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

この度は『不透明な相場で強そうな個別株を探索』というテーマで寄稿させて頂きますよ。

さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。

まず初めに紹介させていただきますのは、車載向けソフトや各種動画向けソフトを手掛けておりますアートスパークHD<3663>です。5月の好決算後に急騰も、その後は13週線付近まで調整…そして最近は下値サポートに上昇に転じてきております。

自動運転関連銘柄として注目を集める同社ですが、その業績の伸長に注目が集まっており、これからさらなる上振れにも期待がかかります。高齢ドライバーによる事故報道で、安全性の高い自動運転車の必要意義が高まれば高まるほど、思惑にも繋がるのではないでしょうか。下値サポートの13週線も上向いてきている事から強い反発トレンドに入った可能性が高いと見て注目中です。

続いてはバイオベンチャーのヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090>です。バイオ関連株としてメタボロミクス事業における認知症の早期発見治療や、うつ病バイオマーカー事業も注目を集めており、米中欧と特許を取得しております。6月7日にはエクソソーム精製試薬キットの海外独占販売権取得を発表した事からも、今後のさらなる海外展開には期待はかかりますな。今週、株価は保ち合いから上放れようとする動きもありましたので、注視しておりましたよ。

3つ目は遺伝子医薬を主に開発しているアンジェス<4563>です。今年厚労省が同社の国内初の遺伝子治療薬「コラテジェン」の承認をした事もあり、急騰。その後、3月の高値1350円をつけてから調整も、5月度の安値645円をつけてからは下値を切り上げてきております。

バイオ企業ゆえに業績は芳しくないものの、目下HGF遺伝子治療薬(HGF:肝臓の細胞を増やす因子)の販売開始へ向けた準備が進められており、イスラエルのKamada社との独占販売権にて合意しております。仮に販売開始が発表され、利益の見込みが出ればチャートは上昇トレンド移行という可能性も考えられますな。ここ最近は25日線を下値サポートに下値を切り上げる動きもありますので、監視を継続しています。

4つ目の銘柄は中国の土壌汚染対策が主力のエンバイオHD<6092>です。中国では土壌汚染防止法が今年1月より施行し、更に需要が高まると思われます。業績も20.3期はV字回復の見通しで、4月の安値から現在までで、株価はおよそ2倍になりつつあります。興銀リース<8425>に発電所を譲渡後再びリース契約(セールアンドリースパック)を結ぶ事で財務安定化をはかり、今後の業績伸長へと期待する買いも入るかもしれませんな。

5つ目の銘柄は地理情報システムソフト開発を展開するドーン<2303>です。ドローン自動運転関連銘柄としてのテーマを持ち合わせている同社ですが、自治体向け防犯・防災システムが業績に寄与し、今期末配当も1円増額しております。「AED GO」というAEDを届けるためのシステムが同社の期待されるサービスでもありますが、今後はドローンによる人の救急・輸送…なんて未来を思わず空想してしまいますな。週足レベルでも反発相場に向かうチャートの様子が見てとれるので、期待したいところですな。

6つ目の銘柄はビッグデータ解析やAI、アルゴリズム開発を行うALBERT<3906>です。当記事でも何度かご紹介しておりますが、昨今、データサイエンティストの育成事業が市場の注目を浴びております。電気通信大学を代表機関として、データサイエンス共同研究講座を開設するなど、より発展する業界に対応できる人材育成も行っております。

KDDI<9433>とチャットボット「スグレス」の提携を発表した事もあり、上昇した株価はその後調整となりましたが、現在は保ち合いを継続しております。煮詰まったチャートがどのように動くか注目中です。

最後の銘柄はUACJ<5741>です。アルミの総合メーカーとして世界3位の実力をもつ同社ですが、プラスチックごみによる海洋汚染報道により代替材が世界で模索される中、東南アジアではプラスチックに代わるアルミストローも徐々に浸透し始めております。G20大阪サミットでも議題に挙がるごみ問題の渦中、米中貿易摩擦の影響もあり、同社株価は下落トレンド継続ですが、20.3期は増収見込みで、子会社売却も加わる事により経営効率化も伺えますねぇ。目先は25日線を下値サポートに反発トレンドに入るかと注目中です。


と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《SF》

 提供:フィスコ

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