【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 エスプール、ダイセキＳ、ＳＩ (1日大引け後 発表分)

　1日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　エスプール <2471> [東証２]　　★上期経常を一転66％増益・最高益に上方修正
　◆19年11月期上期(18年12月-19年5月)の連結経常利益を従来予想の4.6億円→7.7億円に69.1％上方修正。従来の1.7％減益予想から一転して66.2％増益を見込み、4期連続で上期の最高益を更新する見通しとなった。障がい者雇用支援サービスで農園の早期開設が進み、利益率の高い設備を前倒しで販売したことが寄与。上期の販売実積は430区画となり、期初計画の292区画を大幅に超えた。

　ダイセキＳ <1712> 　　★3-5月期(1Q)経常は33％増益、対上期計画91％進捗
　◆20年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比32.7％増の3.4億円に拡大して着地。廃石膏ボードリサイクル事業で廃石膏ボード処理量が増えたうえ、土壌固化材の販売が大きく伸びたことが寄与。一般廃棄物処理事業の収益が拡大したことも大幅増益に貢献した。
　　上期計画の3.8億円に対する進捗率は91.1％に達しており、業績上振れが期待される。

　ＳＩ <3826> 　　★上期経常を43％上方修正
　◆20年2月期上期(3-8月)の経常利益(非連結)を従来予想の1.4億円→2億円に42.6％上方修正。減益率が49.1％減→27.4％減に縮小する見通しとなった。第1四半期にObject Browser事業、E-Commerce事業、ERP・AI事業の業績が計画を上回ったことが寄与。ERP・AI事業で大型開発案件を前倒しで開始したことに加え、バージョンアップ案件の増加なども上振れに貢献する。

株探ニュース