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【市況】【↓】日経平均 大引け| 4日ぶり反落、アジア株安・円高で売り優勢 (6月12日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  21130.39
高値  21259.70(10:06)
安値  21118.75(09:00)
大引け 21129.72(前日比 -74.56 、 -0.35% )

売買高  10億5678万株 (東証1部概算)
売買代金  1兆9169億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は4日ぶりに反落、アジア株安・円高で売り優勢
 2.米株安で朝方は売り先行も、機械受注好調を材料に切り返す
 3.買い一巡後は伸び悩み前日終値を挟んだもみ合う展開
 4.後場後半はアジア株安と円高進行で戻り待ち売りに押される
 5.売買代金は5日連続で2兆円割れと閑散商い続く

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは14ドル安と7日ぶりに反落した。前日までの上昇で利益確定売りが出たほか、防衛のレイセオンとの合併を巡る不透明感からユナイテッド・テクノロジーズが下落し指数を押し下げた。

 東京市場では、朝方は乱高下したものの、その後は前日終値を挟んだもみ合いが続き、後場後半から戻り待ち売りに押され、日経平均株価は4日ぶりに反落した。

 12日の東京市場は、前日のNYダウが7日ぶりに反落したうえ、前日まで3日続伸していただけに朝方は売りが先行。売り一巡後は寄り付き前に発表された4月の機械受注が予想を上回ったことが見直され買い優勢に転じた。その後は前日終値を挟んだもみ合い展開が続いた。後場後半からは上海や香港などアジア市場の下落や外国為替市場で円高方向に振れたことを受け、戻り待ち売りが優勢となりマイナス圏で着地した。目新しい材料に乏しく積極的な買いが入らず、東証1部の売買代金は活況の目安とされる2兆円を5日連続で下回った。

 個別では、米ニューヨーク州など10の自治体が子会社の米携帯通信4位のスプリントと同3位のTモバイルUSとの合併を差し止めるよう提訴したことが伝えられたソフトバンクグループ <9984> が軟調推移。みずほフィナンシャルグループ <8411> 、りそなホールディングス <8308> の銀行株が売られた。このほかに、アドバンテスト <6857> 、ヤフー <4689> 、任天堂 <7974>、東京エレクトロン <8035> 、三井不動産 <8801> も安い。
 半面、今期は28%の経常増益を見込むと発表した日東製網 <3524> が一時ストップ高まで買われた。王子ホールディングス <3861> 、日本製紙 <3863> の紙・パルプ株は堅調。このほかに、大和証券が投資判断を「3→1」に2段階引き上げたNTTデータ <9613> は強調展開。このほかに、ファーストリテイリング <9983> 、伊藤忠商事 <8001> 、日清製粉グループ本社 <2002> が買われた。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、NTTデータ <9613> 、ユニファミマ <8028> 、日清粉G <2002> 、コナミHD <9766> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約70円。うち56円はファストリ1銘柄によるもの。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はSBG <9984> 、東エレク <8035> 、アドテスト <6857> 、京セラ <6971> 、KDDI <9433> 。押し下げ効果は約66円。

 東証33業種のうち上昇は10業種。上昇率の上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)小売業、(3)鉄鋼、(4)食料品、(5)精密機器。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)不動産業、(3)石油石炭製品、(4)証券商品先物、(5)保険業。

■個別材料株

△エフティ <2763> [JQ]
 50万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△SLD <3223> [JQ]
 大丸心斎橋店に開店するポケモンカフェの開業支援業務を受託。
△日東網 <3524>
 今期経常は28%増益へ。
△ティーガイア <3738>
 AI・IoTソリューションのバカンと資本・業務提携。
△パイプドHD <3919>
 グループ会社が保証書登録管理システムソリューションの提供開始。
△はてな <3930> [東証M]
 「Mackerel」がNTT東日本のクラウド導入・運用サービスに採用。
△UFHD <4235> [JQ]
 「モーサテ」の「コーポレートサーチ」コーナーで紹介。
△東洋電 <6505>
 中国で産業用永久磁石型同期モーターの合弁会社を設立。
△シーイーシー <9692>
 2-4月期(1Q)経常は22%増益で着地。
△UEX <9888> [JQ]
 住商特殊鋼を買収。

▼ネオジャパン <3921>
 2-4月期(1Q)経常は8%減益で着地。
▼トーホー <8142>
 2-4月期(1Q)経常は8%減益で着地。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)日東網 <3524> 、(2)DLE <3686> 、(3)シーイーシー <9692> 、(4)モリテック <5986> 、(5)オーケストラ <6533> 、(6)東洋電 <6505> 、(7)丹青社 <9743> 、(8)ワールドHD <2429> 、(9)ネオス <3627> 、(10)QBNHD <6571> 。
 値下がり率上位10傑は(1)日本通信 <9424> 、(2)ネオジャパン <3921> 、(3)ブレーキ <7238> 、(4)コロプラ <3668> 、(5)レオパレス <8848> 、(6)チタン <4098> 、(7)スクエニHD <9684> 、(8)ツガミ <6101> 、(9)カルタHD <3688> 、(10)日総工産 <6569> 。

【大引け】

 日経平均は前日比74.56円(0.35%)安の2万1129.72円。TOPIXは前日比7.10(0.45%)安の1554.22。出来高は概算で10億5678万株。東証1部の値上がり銘柄数は717、値下がり銘柄数は1329となった。日経ジャスダック平均は3369.46円(1.50円高)。

[2019年6月12日]

株探ニュース

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