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【材料】ディップは連日の年初来安値更新、国内大手証券は目標株価を1780円に引き下げ

ディップ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ディップ<2379>は連日の年初来安値を更新。大和証券は15日付で、同社に対する投資判断を「2」から「3」へ、目標株価も2380円から1780円へそれぞれ引き下げた。12日に発表された20年2月期会社側計画では売上高が前期比2.0%増の430億円、営業利益は同15.3%減の108億円となっている。既存事業の営業人員シフトによる機会損失が発生し、大型投資による費用増が主因。これを受け、株価は前日大幅下落したのに続き、きょうも下値を探る展開となっている。

 同社が中長期成長の観点で、24年2月期までの5年間でAIやRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)領域へ500億円投資する計画を打ち出しているものの、同領域における具体的な投資効率が示されていないとしている。20年2月期営業利益について、同証券では会社側計画並みの108億5000万円、21年2月期の同利益が今期推定比に対して1%増の110億円になると予想している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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