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【市況】東京株式(前引け)=反発、半導体や機械株中心に物色人気

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 3日前引けの日経平均株価は前営業日比164円47銭高の2万1669円78銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は6億1495万株、売買代金概算は1兆1031億2000万円。値上がり銘柄数は1231、対して値下がり銘柄数は826、変わらずは82銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は買い優勢で始まり、朝方にもみ合いを続けた後、売り物をこなし切って日経平均は上昇指向を強める展開となった。前日の米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数が4日続伸となり、為替もドル高・円安方向に振れたことで、半導体や機械セクターなどを中心に買いを呼び込む形となった。米中貿易協議が解決に向け進展しているとの思惑が市場心理改善につながっている。株式需給面ではヘッジファンド筋の株価指数先物買いが現物株にも浮揚力を与えている。

 個別ではファーストリテイリング<9983>が大幅高、東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連への買いが目立ち、安川電機<6506>、SMC<6273>など機械株も上昇した。ディー・エル・イー<3686>が急騰、KLab<3656>も値を飛ばした。ツガミ<6101>も物色人気。半面、ZOZO<3092>が売りに押され、第一三共<4568>も軟調。ダイキン工業<6367>も冴えない。クボテック<7709>が大きく利食われ、ヤーマン<6630>、パーク24<4666>なども下落した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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