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【通貨】来週の為替相場見通し=米景気動向などを注視

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、米国の景気や政治動向を注視する展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=109円00~111円50銭。

 この週は14日に一時111円10銭台までドルは上昇した。しかし、その後、15日にかけて一転、110円20銭台まで急落した。14日に発表された米12月小売売上高が予想を下回ったことから、好調を持続していた米個人消費に警戒感が台頭。市場では、この落ち込みが一時的なものかを確かめようとしている。また、米中通商協議に加えメキシコ国境への「壁」建設に向けた動向にも関心が集まっている。来週は、18日は米国がプレジデンツ・デーで休場だが、21日に米12月耐久財受注、2月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米1月景気先行総合指数などの発表がある。20日には1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表される。また、国内では20日に1月貿易収支、22日に1月消費者物価指数が発表される。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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