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【市況】マザーズ先物見通し:海外政治イベントを控え様子見ムードか

サンバイオ <日足> 「株探」多機能チャートより

本日のマザーズ先物は、11日から始まった米中次官級による通商協議の動向など海外政治イベントを控え、全般は様子見姿勢が強まりそうだ。前日の米国株は高安まちまちだった一方、外為市場では、中国株高などを背景に1ドル=110円台へと円安が進み、CME225先物も前週末の大阪引け値を上回って終了したため、ひとまずは買い安心感が広がる可能性がある。ただ、先週の先物市場では、225先物が2%程度下落したのに対し、マザーズ先物は3%超の下落。サンバイオ<4592>の急落が影響しているとみられるが、マザーズ市場の戻りが鈍ければ、再び個人投資家によるリスク回避の動きが広がる可能性も残っている。また、米中協議や米暫定予算の動向など海外での重要政治イベントを控えており、結果次第ではリスクオフにつながることも予想され、留意する必要がありそうだ。上値のメドは850.0pt、下値のメドは820.0ptとする。
《CS》

 提供:フィスコ

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