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【市況】前場に注目すべき3つのポイント~自律反発後はこう着感の強い相場展開

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:自律反発後はこう着感の強い相場展開
■前場の注目材料:資生堂、19年12月期営業利益予想はコンセンサス下回る
■新聞休刊日のため休信


■自律反発後はこう着感の強い相場展開

12日の日本株市場は、自律反発後はこう着感の強い相場展開が続きそうである。11日の米国市場はまちまちの展開。米中高官協議の再開を受けて、今後の展開を見極めたいとの思惑が広がったほか、15日のつなぎ予算の失効期限を控えて、共和・民主両党の協議が難航しており、政府機関閉鎖への懸念から小動きとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円高の20450円。円相場は1ドル110円30銭台で推移している。

シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、先週末の400円を超える下げに対する自律反発が意識されるところである。また、円相場は1ドル110円台に乗せて推移していることも安心感につながろう。一方で、米中高官協議の再開を受けて見極めムードも強く、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすいところである。また、2月SQ値(20481.02円)に接近する局面においては、心理的な重石になりやすく、戻り待ちの売り圧力も警戒されやすいところであろう。

また、トランプ米大統領は、米国の通信会社に対し、中国製の通信機器の使用を禁止する大統領令に署名する見通しと報じられている。サイバーセキュリティを強化する姿勢を各国に示す狙いがあると伝えており、ハイテクセクターへの手掛けづらさにつながるとみられる。

その他、東証は東証1部への上場に必要な時価総額基準を引き上げる方向で検討に入ったと報じられている。報道によると、東証は東証1部と2部、ジャスダック、マザーズの市場区分の見直しを進めていると伝えており、東証1部の中から、特に時価総額の大きい企業を集めた「プレミアム市場」を作る案が出ているようだ。残りの3市場は成長が見込める企業と、業績が安定した老舗企業が上場する2市場に集約する案が有力と伝えている。インデックスに絡んだ需給に大きく影響する要因になるため、時価総額の小さい企業への物色が手控えられることになろう。


■資生堂、19年12月期営業利益予想はコンセンサス下回る

資生堂<4911>は8日、2015年12月期決算を発表。売上高は前期比8.9%増の1兆948.25億円、営業利益が同34.7%増の1083.50億円だった。従来計画の1100億円を下回っての着地。19年12月期については、売上高は前期比7.0%増の1兆1720億円、営業利益が同10.8%増の1200億円を見込んでいる。中国消費に強気な見方を示しているが、営業利益は市場コンセンサス(1440億円程度)を下回る。


■前場の注目材料

・ナスダック総合指数は上昇(7307.91、+9.71)
・SOX指数は上昇(1308.88、+6.46)
・シカゴ日経225先物は上昇(20450、大阪比+160)
・1ドル110円30-40銭
・日銀のETF購入
・企業業績改善への期待感
・米政府機関の再閉鎖回避への協議進展

・新聞休刊日のため休信

☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・08:50 1月マネーストックM3(前年比予想:+2.1%、12月:+2.1%)

<海外>
・09:30 豪・12月住宅ローン件数(前月比予想:-2.0%、11月:-0.9%)

《SF》

 提供:フィスコ

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