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【市況】前場に注目すべき3つのポイント~村田製、コマツなどがセンチメントを明るくさせるか

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:村田製、コマツなどがセンチメントを明るくさせるか
■前場の注目材料:村田製、3Q営業利益2250億円、コンセンサス上回る
■マキタ、AIが電話対応、販売店の問い合わせ、英語圏で年内開始


■村田製、コマツなどがセンチメントを明るくさせるか

1日の日本株市場は、戻り高値水準でのこう着感の強い相場展開になりそうだ。1月31日の米国市場では、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ一時停止の方針や、米中貿易交渉への楽観的な見方が広がったが、前日の大幅上昇の反動もあり、NYダウは小幅に下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の20825円となり、朝方はこれにサヤ寄せする格好になりそうだ。その後はこう着感が強まる中で、決算を手掛かりとした個別物色になりそうだ。

ファナック<6954>については、下方修正が嫌気されるかにみられたが、米国預託証券(ADR)では底堅い値動きをみせており、指数の下支えとして意識されよう。その他、決算評価では村田製<6981>、コマツ<6301>辺りが主力処では注目されることになる。一方で、任天堂<7974>については、決算内容自体は良好だったが、「ニンテンドースイッチ」の年間の目標販売台数を2000万台から1700万台に引き下げた影響が警戒されそうだ。

その他、米中貿易摩擦の解決を目指す中国は、習国家主席とトランプ米大統領の会談に望みを託していると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたと米紙WSJが報じている。中国高官レベルの交渉団は米国に対し、トランプ氏と習氏の会談を設定することを提案していると伝えている。トランプ大統領は、「友人である習国家主席と近い将来に会談するまで、最終的な合意とはならない」とツイッターで述べており、一先ず小康状態といったところであろう。

また、サンバイオ<4592>の急落から個人の投資意欲が冷え込んでいることを警戒しつつも、昨日のマザーズ指数は反発をみせている。自律反発の域ではあろうが、前日の大幅な下げに対するリバウンドをみせたことは安心感につながろう。中小型株についても好決算企業に対しては素直に評価した資金が流入しており、需給懸念がくすぶる中ではあるが、物色意欲は根強いといったところであろう。決算が本格化する中、引き続き決算を手掛かりとした日替わり物色が中心になりそうだ。


■村田製、3Q営業利益2250億円、コンセンサス上回る

村田製<6981>は31日、第3四半期決算を発表。売上高は前年同期比17.7%増の1兆2160億円、営業利益が同54.6%増の2250億円だった。コンセンサス(2050億円程度)を上回った。主力の積層セラミックコンデンサー(MLCC)は車載機器向けや、IoT機器向けに引き合いが強まっている。


■前場の注目材料

・日経平均は上昇(20773.49、+216.95)
・ナスダック総合指数は上昇(7281.74、+98.66)
・1ドル108円80-90銭
・SOX指数は上昇(1272.09、+0.33)
・VIX指数は低下(16.57、-1.09)
・米長期金利は低下
・シカゴ日経225先物は上昇(20825、大阪比+75)
・日銀のETF購入
・企業業績改善への期待感

・曙ブレーキ<7238>再生計画、5月にも策定、若手登用、米見直し
・マキタ<6586>AIが電話対応、販売店の問い合わせ、英語圏で年内開始
・ニッパツ<5991>ECU用冷却部品参入、専門部隊で開発
・日産自<7201>福島にカーシェア拠点、片道利用サービス開始
・新東工<6339>力覚センサー参入、産ロボ用、レプトリノと提携、高精度・低価格品で

☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・08:30 12月有効求人倍率(予想:1.63倍、11月:1.63倍)
・08:30 12月失業率(予想:2.5%、11月:2.5%)

<海外>
・10:45 中・1月財新製造業PMI(予想:49.6、12月:49.7)

《SF》

 提供:フィスコ

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