【材料】タカラバイオはしっかり、１９年３月期営業利益予想を上方修正

　タカラバイオ<4974>はしっかり。３０日の取引終了後、１９年３月期の連結業績予想について、営業利益を５０億円から５２億円（前期比４６．２％増）へ、純利益を３１億円から３１億５０００万円（同３４．９％増）へ上方修正したことが好感されている。

　キノコ事業譲渡による減少と理化学機器が計画未達となる一方、主力の研究用試薬と受託サービスが堅調に推移していることから、売上高は従来予想の３５８億円（同１０．８％増）を据え置いたが、販管費の抑制に努めることで利益は上振れる見通しという。

　また、業績予想の修正に伴い、従来６円を予定していた期末一括配当を１円増額して７円にするとあわせて発表した。前期実績の４円５０銭に対しては２円５０銭の増配になる予定だ。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１８年４～１２月）決算は、売上高２５８億８８００万円（前年同期比１４．３％増）、営業利益３４億３２００万円（同２．１倍）、純利益２０億８８００万円（同９５．４％増）だった。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）