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【市況】マザーズ先物見通し:米株高などを受けて買い先行か

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

本日のマザーズ先物は、米株高や為替の円安といった良好な外部環境を背景に買いが先行して始まりそうだ。前週末は、ムニューシン米財務長官が現在実施している対中関税の緩和を提案したことが報じられ、日経平均が200円を超える上昇となった。投資家心理が一段と上向き、マザーズ先物にも買い戻しの動きが強まった。本日の東京市場も、米国株の大幅続伸、為替の円安・ドル高を受けて買い安心感が広がりそうだ。マザーズ市場の1日の売買代金は1300億円程度まで増えてきており、中小型株への資金流入が強まっている。資金回転の利いている中小型株への値幅取り狙いの物色が続きそうだ。また、サンバイオ<4592>は先週末、再生細胞薬の新規適応症として慢性期脳出血プログラムを追加することを決めたと発表。マザーズ指数の押し上げに寄与するとみられ、マザーズ先物にもプラス材料になりそうだ。上値のメドは980.0pt、下値のメドは940.0ptとする。
《FA》

 提供:フィスコ

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