市場ニュース

戻る
 

【市況】自律反発の流れへ/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]

25日は米国市場が休場。大阪夜間取引の225先物は昨日夕方に18840円まで売られた後、180円高の19150円としっかり。昨日の日経平均は窓を空けて急落した。25日線との下方乖離率は10.87%に急拡大し、短期的な売られ過ぎ感が強まった。本日は昨日の下落分の3分の1戻しに相当する19492.56円が戻りのメドとして意識されよう。ただ、25日線など主要な移動平均線が下降しており、本日に関しては自律反発の域を出そうにない。一目均衡表では、三役逆転後の売り手優勢の地合いが続くなか、遅行線は株価を大幅に下回って弱気シグナルを発しており、株価の反発余力は小さいだろう。ボリンジャーバンドでは、中心線が下降するとともに各バンドの幅が急拡大しており、荒い値動きが予想される。終値がプラスであれば、昨日の-3σ割れで一旦底値を付けた可能性が高まる。-2σ付近まで戻れば、中心線側への迅速な復帰の公算意識されよう。

[予想レンジ]上限19500円-下限18900円
《SK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均