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【材料】シェアテクが買い気配、今期税引き前は3倍増益へ

シェアテク <日足> 「株探」多機能チャートより
 シェアリングテクノロジー <3989> [東証M]が買い気配でスタート。国際会計基準(IFRS)に移行した18年9月期の連結税引き前利益は5.3億円と従来予想の4.2億円を上回って着地。続く19年9月期は前期比3.0倍の16.2億円に急拡大する見通しとなったことが買い材料視された。

 今期は生活トラブルのマッチングサイトを中心とするWEBメディアのコンテンツ投資を加速し、加盟店から受け取る手数料収入の拡大を見込む。また、加盟店のリアルタイムスケジュール管理システムの導入などを通じ、成約率向上を図る。主力のWEB事業は売上高が2倍増の63億円、投資事業も伸長し、税引き前利益は3倍化する計画だ。

 併せて、海外留学サービスサイト「スマ留」を運営する子会社リアブロードの一部株式(議決権ベース5%)をベンチャーキャピタルに売却することで基本合意したと発表。帳簿価格は4.2億円、評価価額は20.3億円。現時点では19年9月期業績に与える影響は見込んでいない。また、ビックカメラ <3048> と家電修理やエアコン設置工事などで協業を開始することも明らかにした。

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