市場ニュース

戻る
 

【特集】「アップル」関連へ警戒感が台頭、新型iPhone販売不振を懸念<注目テーマ>

村田製 <日足> 「株探」多機能チャートより
★人気テーマ・ベスト10
1 キャッシュレス決済
2 RIZAP関連
3 大阪万博
4 人工知能
5 iPS細胞
6 サイバーセキュリティ
7 セルフレジ
8 5G
9 半導体
10 バイオテクノロジー関連

 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「アップル」がランキング18位に入っている。

 米アップルの株価が軟調に推移している。今月13日には一時185.93ドルをつけ、先月3日に記録した233.47ドル高値から下落率は2割に達した。今夏には時価総額が1兆ドルに乗せたが、足もとでは9200億ドル前後に落ち込んでいる。新型iPhone「XR」の販売が伸び悩んでいるとの懸念が台頭し、市場には警戒感が膨らんだ。アップル向け部品を製造する米レーザーセンサーメーカーのルメンタム・ホールディングスが、業績見通しの下方修正を行った。また、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業なども新型iPhoneの生産ライン増設計画を中止するように要請されたと報道された。

 これを受け、日本のアップル関連株にも警戒感が台頭し、株価は上値が重い展開となっている。村田製作所<6981>やアルプス電気<6770>、TDK<6762>、ジャパンディスプレイ<6740>、日本航空電子工業<6807>、日東電工<6988>などの動向に注意したい。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

株探からのお知らせ

    日経平均