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【注目】前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

JBR <日足> 「株探」多機能チャートより

■JBR <2453>  1,365円 (+300円、+28.2%) ストップ高

 東証1部の上昇率トップ。ジャパンベストレスキューシステム <2453> がストップ高。同社は鍵やガラス、水回り関係など生活トラブル解決を展開するが、会員数の増加で利益成長路線を走っている。9日取引終了後に発表した19年9月期の連結業績予想は、売上高が128億円(前期比8.8%増)、営業利益は16億5000万円(同15.3%増)を見込んでおり、好調な業績見通しを好感する形で投資資金が流入した。18年9月期は営業利益段階で前の期比61%の伸びを示しており、収益急拡大の後にもかかわらず、2ケタ成長を見込んでいることで評価された。さらに、19年9月期年間配当は前期比3円増配の14円を計画していることも人気を助長した。

■バンクオブイ <4393>  2,108円 (+400円、+23.4%) ストップ高

 バンク・オブ・イノベーション <4393> [東証M]がストップ高。前週末9日の取引終了後に発表した18年9月期単独決算が、売上高50億5200万円(前期比26.3%増)、営業利益は5億2700万円(同3.1倍)、純利益3億6300万円(同82.5%増)と大幅営業増益となり、従来予想の営業利益4億円を上回ったことが好感された。「幻獣契約クリプトラクト」が堅調に推移したほか、17年8月にサービスを開始した「ミトラスフィア-MITRASPHERE-」の通年寄与や1周年記念イベントなどが好評だったことが業績を牽引した。また、「クリプトラクト」の広告宣伝費の効率化や、その他費用の合理化を進めたことも寄与した。なお、19年9月期業績予想は非開示としている。同時に、中国の上海東方明珠文化発展とファンタジーRPG「クリプトラクト」および「ミトラスフィア」の中国本土での配信を前提とした独占ライセンス契約で合意したと発表しており、これも好材料視された。

■森組 <1853>  431円 (+80円、+22.8%) ストップ高

 森組 <1853> [東証2]がストップ高。9日大引け後、19年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の16.7億円→27.5億円に64.7%上方修正。減益率が40.8%減→2.6%減に縮小する見通しとなったことが買い材料視された。手持ち工事が想定より順調に進捗することに加え、建設事業における工事採算の改善も利益を押し上げる。業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の7円→12円(前期は7円)に大幅増額修正した。前日終値ベースの予想PERが10.4倍→6.0倍に急低下する一方、期末配当利回りは3.42%に上昇し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■アルファP <9467>  2,194円 (+400円、+22.3%) ストップ高

 アルファポリス <9467> [東証M]がストップ高。9日大引け後に発表した19年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)が前年同期比3.0倍の6億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。自社刊行人気小説のコミカライズタイトルが好調だったマンガを中心に書籍販売が大きく伸びたことが寄与。赤字だったゲーム事業を1月に売却したことも大幅増益の要因となった。

■ブレインP <3655>  6,120円 (+1,000円、+19.5%) ストップ高

 東証1部の上昇率2位。ブレインパッド <3655> がストップ高。9日大引け後に発表した19年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常利益が前年同期比4.0倍の2.1億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。主力のアナリティクス事業で案件の大型化・長期化が進み売上高が拡大したほか、ソリューション事業では機械学習・予測分析システムを活用した分析支援案件などの受注が好調だった。効率的なプロジェクト管理による採算改善なども大幅増益に貢献した。第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の7.1億円→8.3億円(予想レンジ中値)に17.6%上方修正。増益率が19.1%増→40.1%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■熊谷組 <1861>  3,440円 (+500円、+17.0%) ストップ高

 東証1部の上昇率4位。熊谷組 <1861> がストップ高。同社は9日取引終了後、19年3月期の連結業績予想の修正を発表。営業利益を240億円から250億円(前期比8.5%増)へ増額しており、これがポジティブサプライズとなった。トンネルなど大型土木工事に強みを持つが、住友林業 <1911> と資本業務提携した効果で海外事業も好調、収益を押し上げた。ストップ高水準でなお10倍を切るPERに割安感があり、追随買いを誘った。

■IBJ <6071>  733円 (+100円、+15.8%) ストップ高

 東証1部の上昇率5位。婚活サイトを軸に各種婚活サービスを展開するIBJ <6071> がストップ高に買われた。9日大引け後、「結婚相談所サンマリエ」を運営するハピライズの全株式を取得し子会社化すると発表しており、これを好感する買いが殺到した。サンマリエは創業37年を迎える結婚相談所で、真剣な婚活ユーザーをターゲットとし、出会いの総合プロデューサーとして多くの成婚を生み出してきた。サンマリエのブランド力と同社の婚活サポート力の相乗効果により、会員基盤の拡大につなげる構えだ。株式取得価額は4億円で、取得は19年1月1日を予定している。同時に発表した18年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比6.8%減の10.3億円だった。

■物語コーポ <3097>  11,220円 (+1,500円、+15.4%) ストップ高

 東証1部の上昇率6位。物語コーポレーション <3097> がストップ高に買われた。9日大引け後に発表した19年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常利益が前年同期比13.9%増の12.5億円に伸びて着地したことが買い材料視された。主力の焼肉チェーン「焼肉きんぐ」をはじめ、「丸源ラーメン」、「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」を郊外ロードサイドの好立地へ積極出店し、16.0%の大幅増収を達成したことが寄与。既存店のリニューアルや新メニュー開発などを通じ、国内直営店の既存店売上高も前年同期比2.8%増とプラスを確保した。上期計画の20.3億円に対する進捗率は61.9%に達しており、業績上振れを期待するなど買いが向かった。

■ビジョン <9416>  4,340円 (+540円、+14.2%) 一時ストップ高

 東証1部の上昇率7位。ビジョン <9416> が急反騰。同社はウェブマーケティング支援のほか、旅行者に無線通信機器(Wi-Fiルーター)を1日単位で貸し出すサービスを展開しており、特に訪日客向けなどが大きく伸びて収益に貢献している。9日取引終了後に発表した18年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結決算は、売上高が158億1700万円(前年同期比20.0%増)、営業利益は21億3600万円(同38.8%増)、最終利益は14億3200万円(同37.9%増)といずれも大幅な伸びを示した。通期営業利益は22億5200万円(前期比25.9%増)を計画しているが、第3四半期時点で95%に達しており、これを材料視する買いが集中した。

■アネスト岩田 <6381>  1,269円 (+157円、+14.1%)

 東証1部の上昇率8位。アネスト岩田 <6381> が急反騰。9日大引け後に発表した19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益は前年同期比11.0%増の25.9億円と、従来の6.0%減益予想から一転して増益で着地したことが買い材料視された。前期に買収した中国のスクリュー圧縮機メーカーSCR社の業績上積みが収益を大きく押し上げた。コーティング事業部では中国やアセアン向けに塗装機器や塗装設備の販売が好調だった。通期計画の44億円に対する進捗率は59.1%に達しており、業績上振れが期待できる状況にある。併せて、今期の年間配当を従来計画の20円→21円(前期は20円)に増額修正したことも支援材料となった。

■インソース <6200>  2,419円 (+292円、+13.7%)

 東証1部の上昇率10位。インソース <6200> がマドを開けて急反騰。同社は社会人研修ビジネスを展開、企業の人材育成ニーズを幅広く取り込んでいる。9日取引終了後、19年9月期の連結業績予想を発表、売上高は56億円(前期比23.4%増)、営業利益は11億6000万円(同23.8%増)、最終利益は7億5000万円(同18.1%増)を見込むなど好調で買いを呼び込んだ。18年9月期の営業利益は前の期比58%増と急拡大しており、連続大幅増益を見込んでいる点で投資家の注目を集めた。

■石原産業 <4028>  1,506円 (+175円、+13.2%) 一時ストップ高

 石原産業 <4028> が一時ストップ高。9日大引け後に発表した19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比46.1%増の49.8億円と、従来の12.0%減益予想から一転して増益で着地したことが買い材料視された。有機化学事業で米州やアジア向けに農薬の販売が好調だったことが寄与。酸化チタンの値上げ浸透に加え、研究開発費が減少したことも利益を押し上げた。併せて、通期の同利益を従来予想の33億円→73億円に2.2倍上方修正。減益率が60.8%減→13.2%減に縮小する見通しとなった。9日終値ベースの予想PERが29.6倍→11.1倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■帝国電 <6333>  1,786円 (+203円、+12.8%)

 帝国電機製作所 <6333> が4連騰。9日大引け後に決算を発表。「上期経常が43%増益で着地・7-9月期も24%増益」が好感された。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比43.1%増の14.3億円に拡大し、通期計画の22.7億円に対する進捗率は63.1%に達し、5年平均の42.2%も上回った。

■川田テク <3443>  7,520円 (+770円、+11.4%)

 川田テクノロジーズ <3443> が大幅に3日続急騰。9日大引け後に発表した19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比24倍の29.8億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。高速道路などの大型工事が順調に進捗したことが寄与。鉄骨事業の原価低減に加え、橋梁や土木工事で設計変更を獲得したことも大幅増益に貢献した。併せて、持分法適用関連会社の業績好調を踏まえ、通期の同利益を従来予想の40億円→55億円に37.5%上方修正。従来の12.8%減益予想から一転して19.9%増益見通しとなった。9日終値ベースの予想PERが15.7倍→10.9倍に急低下し、割安感が強まったことも買い気を誘った。

■大幸薬品 <4574>  2,150円 (+216円、+11.2%)

 大幸薬品 <4574> が急反騰。9日大引け後に決算を発表。「上期経常が58%増益で着地・7-9月期も2.3倍増益」が好感された。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比57.9%増の6億円に拡大し、通期計画の14.3億円に対する進捗率は5年平均の34.2%を上回る42.2%に達した。

※12日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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