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【材料】東都水産---2Q売上高は微減、豊洲市場への移転費用減にともない、通期業績予想の上方修正を発表

東都水 <日足> 「株探」多機能チャートより

東都水産<8038>は9日、2019年3月期第2四半期(18年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.9%減の556.21億円、営業利益が同28.4%減の3.88億円、経常利益が同0.5%減の5.89億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同2.9%増の4.33億円となった。

当第2四半期累計期間の売上高は、主力の水産物卸売事業が業績に貢献し、増収となった。営業利益は人件費の減少及び貸倒引当金の戻入等経費の削減に努めたが、冷蔵倉庫及びその関連事業の減価償却費の増加等により、減益となった。経常利益も受取配当金及び為替差益の増加等があったが、減益となった。

2019年3月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比1.9%減の1,150.00億円、営業利益が同43.1%減(前回予想比14.3%増)の8.00億円、経常利益が同25.8%減(同37.5%増)の11.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.3%減(同33.3%増)の8.00億円としている。東京都中央卸売市場築地市場から豊洲市場への移転に伴う費用が当初見積りより減少し、また在外子会社において無形固定資産売却益の計上と為替差益の増加が見込まれるためとしている。

《SF》

 提供:フィスコ

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