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【特集】スリープロ Research Memo(2):成長著しいシェアリングエコノミー市場。ヒト・スキルのシェア分野で頭角を現す


■スリープログループ<2375>の市場動向

シェアリングエコノミーとは、スペース・不動産、移動・乗り物、ヒト・スキル、モノ、カネなどの遊休資産をインターネット上のプラットフォームを通じて、貸し借りや売り買いし、シェア(共有)する活動のことである。自動車であればUber(ウーバー、自動車のライドシェアプラットフォーム)、不動産ではAirbnb(エアビーアンドビー、民泊のプラットフォーム)が有名だが、様々な業界でサービスが開始されている。シェアリングエコノミーの国内市場規模は1兆1,812億円だが、潜在的には2兆6,323億円と推定されている。

国内企業でも多くの企業がシェアリング関連事業に取り組んでおり、成長企業が多い。スペース・不動産のシェアでは貸し会議室のティーケーピー<3479>、移動・乗り物分野のシェアではカーシェアリングのパーク24<4666>、ヒト・スキルのシェアではスリープログループ<2375>、モノのシェアではメルカリ<4385>などが有力である。同社はヒト・スキルのシェアとスペース・不動産の両分野で頭角を現しており、他社にない独自のポジションを確立しつつある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《MH》

 提供:フィスコ

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