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【市況】東京株式(前引け)=小幅反落、利益確定売りも底堅さ発揮

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 3日前引けの日経平均株価は前営業日比13円41銭安の2万4257円21銭と小反落。前場の東証1部の売買高概算は7億231万株、売買代金概算は1兆2458億円。値上がり銘柄数は949、対して値下がり銘柄数は1049、変わらずは110銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は売り先行で始まり、日経平均は一時150円以上下げる場面があったが、後場後半は急速に下げ渋り、マイナス圏着地ながら前日終値近辺まで戻して引けた。前日の米国株市場ではNYダウが上げ足を強め最高値を更新したものの、外国為替市場で円高方向に振れていたことから利益確定の動き優勢のなかスタート、しかし取引時間中にドルが買い直され1ドル=113円80銭前後まで急速に円安に押し戻されたことに連動して、全体指数も戻り足となった。紙パルプや電力株などのディフェンシブストックが頑強で全体相場を支えている。

 個別では任天堂<7974>が軟調、ソニー<6758>、トヨタ自動車<7203>も売りに押される展開。ソフトバンクグループ<9984>も冴えない。オリエンタルランド<4661>も値を下げた。ネクステージ<3186>が急落、カチタス<8919>、スシローグローバルホールディングス<3563>なども安い。半面、スルガ銀行<8358>が売買代金トップで急伸、大東建託<1878>も買い優勢。アダストリア<2685>が大幅高、レンゴー<3941>、田淵電機<6624>なども値を飛ばした。ローソン<2651>、アカツキ<3932>も上昇した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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