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【材料】高島屋が反発、上期営業利益が会社予想上振れと報じられる

高島屋 <日足> 「株探」多機能チャートより
 高島屋<8233>が反発。きょう付けの日本経済新聞朝刊で「2018年3~8月期の連結営業利益が前年同期比6%減の130億円程度だったようだ」と報じられており、会社側の従来予想である120億円を上回るとの観測が好感されているようだ。

 記事によると、訪日外国人や富裕層向け販売の好調が利益を下支えし、減益幅が縮小したという。この報道を受けて、J.フロント リテイリング<3086>やエイチ・ツー・オー リテイリング<8242>なども上期の業績上振れ期待から堅調な動きとなっている。

 なお、同社は1日の取引終了後、9月度の店頭売上速報を発表しており、高島屋単体と国内百貨店子会社を含む17店舗合計の売上高は前年同月比3.2%減と2カ月ぶりに前年実績を下回った。2度の台風の影響で関西5店舗が臨時休業したほか、関東各店が月末に営業時間を短縮したことが響いた。関西を中心に免税売り上げにも影響があり、同売り上げは同2.7%減となったとしている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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