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【材料】稲葉製作が大幅続伸、鋼製物置の需要堅調見込み19年7月期は2.5倍営業増益へ

稲葉製作 <日足> 「株探」多機能チャートより
 稲葉製作所<3421>が大幅続伸している。13日の取引終了後に発表した19年7月期の連結業績予想で、売上高339億円(前期比3.9%増)、営業利益10億円(同2.5倍)、純利益8億2500万円(同2.0倍)を見込むことが好感されている。

 主力の鋼製物置事業で、住宅着工戸数における持ち家動向が雇用・所得環境の改善を背景に持ち直し基調になると見込んでおり、これを背景に鋼製物置の需要が堅調に推移すると予想。これに加えて今年7月に製品価格の改定を行ったことも寄与する見通し。また、都心を中心に大規模オフィスビルの供給が高水準になると見込まれていることから、オフィスの移転やリニューアルに伴う需要も堅調に推移する見通しで、業績急回復を見込んでいる。

 なお、18年7月期決算は、売上高326億3100万円(前の期比3.4%増)、営業利益3億9900万円(同41.1%減)、純利益4億800万円(同28.5%減)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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