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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 ヤーマン、鎌倉新書、石井表記 (13日大引け後 発表分)

ヤーマン <日足> 「株探」多機能チャートより

 13日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 ヤーマン <6630>   ★5-7月期(1Q)経常は39%増益、自社株買いも発表
 ◆19年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比38.6%増の22.5億円に拡大して着地。免税店や中国向けに自社開発の美顔器をはじめとする美容健康機器の販売好調が継続し、24.9%の大幅増収を達成したことが寄与。ブランディングのための投資効果が表れた。
  上期計画の26.3億円に対する進捗率は85.4%に達しており、業績上振れが期待される。併せて、58万株(金額で10億円)を上限とする自社株買いの実施を発表。

 稲葉製作 <3421>   ★今期経常は94%増益へ
 ◆18年7月期の連結経常利益は前の期比24.7%減の6.6億円に落ち込んだものの、続く19年7月期は前期比94.3%増の13億円に拡大する見通しとなった。今期は住宅需要の増加を背景に鋼製物置の大型製品などが伸びるほか、値上げの浸透で採算が改善する。また、オフィスの移転需要が堅調に推移する中、オフィス家具の売上拡大を目指す。

 鎌倉新書 <6184>   ★上期経常が48%増益で着地
 ◆19年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期非連結比48.1%増の2.3億円に拡大して着地。主力のWEBサービスが収益を牽引。お墓、葬祭、仏壇の各ポータルサイトで取引事業者への紹介数が増加し、手数料収入が伸びた。

 石井表記 <6336> [東証2]  ★今期経常を21%上方修正、9期ぶり復配へ
 ◆19年1月期上期(2-7月)の連結経常利益は前年同期比5.2%増の6.4億円と、従来の50.2%減益予想から一転して増益で着地。プリント基板製造装置の高付加価値品やインクジェットコーター向け消耗品の売上拡大に加え、ディスプレー・電子部品で自動車向け印刷製品なども伸び、好採算品の売上構成比率が上昇したことが寄与。
  併せて、通期の同利益を従来予想の9.1億円→11.1億円に20.8%上方修正。減益率が28.1%減→13.2%減に縮小する見通しとなった。業績回復を踏まえ、従来無配としていた今期の年間配当を10円実施し、9期ぶりに復配する方針とした。

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