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【材料】エランが一段高、18年12月期営業利益予想と配当予想を上方修正

エラン <日足> 「株探」多機能チャートより
 エラン<6099>が後場一段高。午後0時30分ごろ、18年12月期の連結業績予想について、営業利益を9億9000万円から11億5000万円(前期比26.1%増)へ、純利益を6億7000万円から7億6000万円(同15.7%増)へ上方修正したことが好感されている。

 下期に西日本豪雨災害に伴う新規施設の導入時期の延期などが見込まれるため、売上高は186億6000万円から185億円(前期比19.6%増)へやや下方修正したが、「CS(ケア・サポート)セット」を導入した施設での売上高が計画を上回り堅調に推移していることや、今期から取り組んでいる収益性改善策の効果が顕在化していることなどが利益を押し上げる見通し。また、業績予想の修正に伴い、従来は11円を予定していた期末一括配当を12円に引き上げるとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。

 なお、同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高89億9500万円(前年同期比25.5%増)、営業利益6億6700万円(同53.2%増)、純利益4億3400万円(同35.9%増)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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