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【材料】UTグループは反落、第1四半期78%営業増益も材料出尽くし感強まる

UT <日足> 「株探」多機能チャートより
 UTグループ<2146>は反落している。9日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高237億2200万円(前年同期比29.8%増)、営業利益16億5300万円(同78.4%増)、純利益10億8200万円(同85.3%増)と大幅営業増益だったが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。

 従来は期間工が中心だった自動車関連分野で派遣需要が拡大したことを受けてマニュファクチャリング事業が好調に推移したほか、グループ内転職制度により技術職社員を拡充させた効果や、事業会社の統合による効率化などでエンジニアリング事業の収益が改善したことことが貢献した。

 なお、19年3月期通期業績予想は、売上高1000億円(前期比22.3%増)、営業利益70億円(同34.7%増)、純利益44億8000万円(同26.7%増)の従来見通しを据え置いている。

 同時に4800株(発行済み株数の0.01%)、または1600万円を上限とする自社株買いを発表した。取得期間は8月10日から8月14日で、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするのが目的としている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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