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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):しまむら、JCRファ、ヴィンクス

しまむら <日足> 「株探」多機能チャートより
■コーセル <6905>  1,372円  +8 円 (+0.6%)  本日終値
 コーセル<6905>が反発。25日の取引終了後、スイッチング電源を製造・販売するスウェーデンのパワーボックス・インターナショナル社の株式などを取得し、子会社化すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。今回の子会社化は、欧州地域における営業力の強化と開発組織の獲得により事業領域の拡大・強化を図るのが狙い。また、コーセル製品とパワーボックス社製品を組み合わせることで、それぞれの製品ポートフォリオの拡大と、より広範な顧客層に対する包括的なソリューションの提供が期待できるとしている。なお、取得総額は約30億9000万円。

■しまむら <8227>  9,410円  -1,750 円 (-15.7%)  本日終値  東証1部 下落率3位
 しまむら<8227>は急落。25日の取引終了後に発表した第1四半期(2月21日~5月20日)連結決算が、売上高1376億1800万円(前年同期比0.3%減)、営業利益71億7500万円(同31.7%減)、純利益47億8200万円(同32.7%減)と大幅減益となったことが嫌気された。天候不順の影響で主力のしまむら事業が減収となったほか、値引きセールで粗利率が低下したことが響いた。また、人件費や広告宣伝費の増加で販管費が膨らんだことも利益を圧迫した。なお、19年2月期通期業績予想は、売上高5875億円(前期比4.0%増)、営業利益510億500万円(同18.9%増)、純利益350億円(同17.8%増)の従来見通しを据え置いているが、第1四半期の状況から未達懸念も強まっているようだ。

■三協立山 <5932>  1,362円  -125 円 (-8.4%)  本日終値  東証1部 下落率8位
 三協立山<5932>は大幅反落し年初来安値を更新。25日の取引終了後、集計中の18年5月期連結業績について、売上高が従来予想の3360億円から3280億円(前の期比2.2%増)へ、営業利益が25億円から12億円(同82.1%減)へ、最終損益が12億円の黒字から6億円の赤字(前の期21億2200万円の黒字)へ下振れて着地したようだと発表しており、これを嫌気した売りが出たようだ。建材事業におけるビル市場や住宅市場での競合環境の継続による売り上げの減少や、商業施設事業における顧客の店舗投資抑制による売り上げの減少、さらに国際事業における生産性改善未達による業績回復の遅れなどが要因としている。また、業績予想の修正に伴い、従来未定としていた、期末配当を無配にするとあわせて発表した。年間配当は15円となり、前期実績の35円に対しては20円の減配となる。

■壱番屋 <7630>  4,700円  -295 円 (-5.9%)  本日終値
 カレー専門店を展開する壱番屋<7630>が大幅続落。同社は25日取引終了後に、19年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表。営業利益は10億9300万円(前年同期比14.3%減)となり、上半期計画23億3000万円に対する進捗率は46.9%となった。売上高は122億7300万円(同0.9%減)で着地。譲渡などで直営店が減少(前年同期比13店舗減)したことが減収につながったほか、原材料や人件費の上昇が利益面に影響した。なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■JCRファーマ <4552>  6,740円  -300 円 (-4.3%)  本日終値
 JCRファーマ<4552>が続落。25日の取引終了後、子会社ファミリーヘルスレンタルが販売する無呼吸アラーム「ベビーセンス」の一部製品にいて、自主回収を行うと発表しており、これを嫌気した売りが出たようだ。部品の故障によりアラームが鳴らない不具合を認めたという。これによる健康被害は認められていないが、安全性に万全を期すため自主回収するとしている。なお、業績への影響は軽微と見込んでいるという。

■ソフトバンクグループ <9984>  7,997円  -201 円 (-2.5%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>が3日続落で8000円大台を割り込んだほか、ファーストリテイリング<9983>も1000円を超える下落で下値を試す展開となっており、日経平均を押し下げる格好となった。米中貿易摩擦問題への懸念から全体相場は軟調展開を強いられているが、先物を絡めた裁定解消売りが日経平均寄与度の高い値がさ株の下げに反映されている。前引け時点では両銘柄だけで、日経平均を70円強下押ししている状況となっている。

■ヴィンクス <3784>  1,339円  +300 円 (+28.9%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 ヴィンクス<3784>がストップ高。同社はきょう、台湾大手IT企業の騰雲科技服務(ターンクラウド)と業務提携に向けた覚書を締結したと発表。ターンクラウドは、マルチ決済システムやPOSハードウエア、第三者決済サービス、ショッピングモール向けテナント管理システムなどのソリューションを台湾、中国の日系企業を含む多くの流通・サービス業に提供している企業。両社は今後、日本や中国、ASEAN地域から発生するビジネス機会を共同で開発し、専門知識やスキル、サービス、資源、製品などを相互利用することで、両社が保有する製品とサービスの範囲と質を強化するとしている。

■三信建設工業 <1984>  650円  +100 円 (+18.2%) ストップ高   本日終値
 25日、三信建設工業 <1984> [JQ]に対して建機レンタル大手のアクティオホールディングス(非上場)がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指すと発表したことが買い材料視された。TOB価格が前日終値を21.8%上回る1株670円とあって、本日の株価はこれにサヤ寄せする形で買い気配値を切り上げた。買付期間は6月26日から8月7日まで。TOBが成立した場合、同社株は上場廃止となる見通し。

■高見サイ <6424>  1,420円  +131 円 (+10.2%)  本日終値
 高見沢サイバネティックス<6424>が大幅高で6連騰。同社は鉄道会社向けに自動券売機の製造販売を手掛けるほか、高技術力を背景として硬貨・紙幣処理装置などのメカトロ機器分野にも展開する。政府は来年10月に予定する消費税率10%への引き上げに合わせ、中小の小売店や飲食店に対して、キャッシュレス決済の導入支援に動く方針が伝わっている。端末の配布やポイント還元の補助などが検討項目に挙げられており、キャッシュレス化進展を促す可能性が出てきた。そのなか、キャッシュレスシステム分野で先駆する同社が関連有力株として投機資金の流入を誘った。

■田淵電機 <6624>  157円  -80 円 (-33.8%) ストップ安   本日終値
 田淵電機<6624>はストップ安。25日の取引終了後、産業競争力強化法に基づく特定認証紛争解決手続き(事業再生ADR)の手続きを正式に申し込み、受理されたと発表しており、これを嫌気した売りが出た。2期連続で大幅な最終損失を計上するなど経営状況の低迷が続いていたほか、財務状況が悪化し、銀行借り入れの返済を約定通り進めることが困難になっているためという。今後は取引金融機関と協議を進め、事業再生計画案を策定するとしている。

●ストップ高銘柄
 ビート <9399>  422円  +80 円 (+23.4%) ストップ高   本日終値
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 田淵電機 <6624>  157円  -80 円 (-33.8%) ストップ安   本日終値
 サムライJP <4764>  496円  -100 円 (-16.8%) ストップ安   本日終値
 以上、2銘柄

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