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2018年06月15日12時17分

【市況】注目銘柄ダイジェスト(前場):オハラ、トレイダーズ、田淵電など

東エレク <日足> 「株探」多機能チャートより

東エレク<8035>:19215円(-840円)
大幅続落。クレディ・スイス証券では投資判断「ニュートラル」継続で、目標株価を19700円から17600円に引き下げている。今後、サムスン電子の設備投資伸び悩みなど、今後メモリ設備投資の見直しが入る可能性が高く、今期業績は未達、来期も17%の営業減益を予想している。各社の19年設備投資計画が出揃う19年第1四半期までは悪材料出尽くしにならないと考えているもよう。


オハラ<5218>:2719円( - 円)
ストップ高買い気配。前日に第2四半期の決算を発表、累計営業利益は13.3億円で前年同期比3.5倍、従来予想の8億円を大幅に上回る着地となった。つれて、通期予想も18億円から27億円に上方修正している。半導体露光装置向け高均質ガラスやナノセラムTMの需要が引き続き好調に推移する見込みであることなどが業績上振れの背景。また、今期年間配当金は従来予想の20円から30円にまで引き上げている。


田淵電<6624>:283円(+36円)
大幅続伸。ソフトバンクグループ<9984>が、インドでの太陽光発電事業に巨額の投資をする方針を固めたと報じられている。インド政府に対して、6兆円から10兆円規模の投資を提案し、最終的な調整を進めているようだ。同社は、インドのタタ・パワー・デリー・ディストリビューション・リミテッドと太陽光発電蓄電システム運用の実証試験プロジェクトを推進しており、メリット享受期待などの思惑が高まっているとみられる。


西松屋チェ<7545>:1329円(+112円)
大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は32.5億円で前年同期比22.0%増益、上半期計画の40.9億円に対する進捗率は79%に達している。雑貨部門は入園・入学・新学期用品や紙おむつなどの消耗品、プライベートブランド「エルフィンドール」のレイン用品が、衣料部門ではアウトウェアの春物商品やPB「エルフィンドールクラシック」の夏物商品が好調であった。今期業績の順調な滑り出しを評価する動きが優勢に。


トレイダーズ<8704>:93円(-22円)
大幅に続落。過去の財務諸表に会計上の誤謬等の可能性があるとして外部調査委員会を設置することを決議したと発表している。問題となっているのは、15年12月1日に実施したZEエナジーを完全子会社とする株式交換に関するのれんの減損損失の計上時期や内容の妥当性、安曇野バイオマスエネルギーセンターの契約解除に伴い撤去した材料貯蔵品の資産性に関する評価の妥当性など。


シェアリングT<3989>:3515円(+240円)
大幅に3日続伸。4月27日に公表した民泊型ホテル事業における物件追加の進捗状況を発表している。大阪市西区の物件の営業開始時期を未定から8月1日に変更したほか、同区の別の物件の営業開始時期を5月末から6月1日(営業中)に変更している。住宅宿泊事業法(民泊新法)の施行で民泊事業は15日から全国的に解禁された。進捗状況発表で同社の民泊型ホテル事業が順調に進んでいると受け止められ、買い人気を集めている。


ナノキャリア<4571>:595円(-4円)
一時618円まで上昇。1月17日に公表した医薬品開発・販売を手掛けるセオリアファーマ(東京都中央区)との業務提携について検討を進め、その一環として共同開発契約の締結を決議したと発表している。セオリアが有する耳鼻科領域及びがん領域の医療用医薬品候補を対象に、共同で研究開発業務を実施する。また、将来的な資本業務提携等を視野に入れ、さらなる開発や製造販売体制の強化に関する検討を進める。


村田製<6981>:18050円(+1000円)
急伸。クレディ・スイス証券が投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も15200円から26000円に引き上げていることが買い材料となっている。メトロサークや電池事業に対する懸念は、値上げによるMLCCの収益大幅改善で払拭できるとみているもよう。MLCC値上げによるFCFの急速な改善も評価のようだ。19.3期営業利益は2291億円から2857億円に、20.3期は2770億円から4653億円に上方修正。


エニグモ<3665>:1614円(+101円)
大幅に3日続伸。19年1月期第1四半期(18年2-4月)の営業利益を4.79億円と発表している。19年1月期第1四半期から非連結に変更したため、前年同期実績との比較は開示していない。新規会員獲得が堅調に推移したことに加え、ターゲット別のセールへの取り組みなどが奏功した。通期予想は前期比2.1%増の17.45億円で据え置いたが、進捗率は27.4%と順調に推移していることから、投資資金が流入している。

《ST》

 提供:フィスコ

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