【市況】東京株式(前引け)=続伸、米株高受け買いの勢い加速
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は大きく買い優勢の展開となった。前日の米株市場でNYダウが大幅高、ナスダック指数も連日の最高値と好調で、投資余力が増した外国人投資家などの買いを誘った。外国為替市場では1ドル=110円台で推移するなど円安も追い風となり、主力株中心に広範囲の銘柄に資金が流入した。メジャーSQ前日ながら、ロールオーバーが順調に進捗しているとの思惑も買い安心感につながった。日経平均は200円を超える上昇をみせ前場の高値圏で着地している。
個別ではトヨタ自動車<7203>が高く、資生堂<4911>も商いを膨らませ異彩高。任天堂<7974>、ファーストリテイリング<9983>も買われた。くらコーポレーション<2695>が大幅高、日本カーボン<5302>、スタートトゥデイ<3092>なども大きく上昇した。半面、ソニー<6758>が冴えず、NTT<9432>も軟調。ウエルシアホールディングス<3141>、オプトホールディング<2389>が安く、マクロミル<3978>、マルハニチロ<1333>なども下落した。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)