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【材料】ティーケーピー---同社によるアパホテルのフランチャイズ事業が10棟を達成、最大のフランチャイジーに

TKP <日足> 「株探」多機能チャートより

ティーケーピー<3479>は1日、ホテルの建設を計画している東京外神田、福岡博多、天神の3棟において、アパホテル(本社:東京都港区)とフランチャイズ契約を締結することに合意したと発表。これにより、同社によるアパホテルのフランチャイズ事業は全10棟、2,002室(予定)となり、アパホテル最大のフランチャイジーとなる。

今回、建設を予定しているホテルは「アパホテル〈TKP上野広小路〉」、「アパホテル〈TKP博多恵比寿駅前〉」、「アパホテル〈TKP天神大名〉」(いずれも仮称)として開業する。

ティーケーピーは、2014年8月に「アパホテル〈TKP札幌駅前〉」として会議と宿泊を融合したハイブリッド型ホテルを開業。その後も、アパホテルのフランチャイズ方式によるホテル運営を展開し、アパホテル内の宴会場をティーケーピーが運営するなど様々な形での連携、戦略的な展開を図っている。

また、1日よりアパホテル〈TKP京急川崎駅前〉を開業するなど、会議室を展開する都市部にはアパホテルを設置し、ハイブリッド研修施設に変えていく。また、郊外のホテル宴会場はレクトーレブランドで研修施設として運営していくとしている。

なお、ティーケーピーは企業の保養所、研修所をリブランドした既存のレクトーレ6施設(湯河原・葉山・箱根強羅・熱海桃山・熱海小嵐・軽井沢)、会議・宿泊研修もできる高級温泉旅館伊豆長岡石のや、都市部の宿泊・研修一体型総合シティホテルアジュール竹芝も運営している。

これらの施策により、2021年2月期には宿泊事業全体で約100億の売上を見込んでいる。

《MW》

 提供:フィスコ

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