市場ニュース

戻る
2018年04月17日15時22分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ファンコミ、三菱UFJ、エディア

ファンコミ <日足> 「株探」多機能チャートより
■ファンコミ <2461>  681円  -9 円 (-1.3%)  本日終値
 ファンコミュニケーションズ<2461>が続落。16日の取引終了後に発表した3月度の月次業績速報で、連結ベースの売上高が前年同月比12.7%減となり、6カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気された。アフィリエイト広告サービスのCPA型アドネットワーク事業が同8.3%減、アドネットワークや行動ターゲティングなどのCPC/ターゲティング型アドネットワーク事業が同27.0%減と主力2事業がともに落ち込んだ。なお、同社はこの日、運営する国内最大級のアフィリエイトサービス「A8.net(エーハチネット)」が、今月からShirofune(東京都港区)が提供するクラウド広告運用ツール「Shirofune」と連携し、リスティング広告の自動運用化サービスの提供を開始したと発表したが、これに対する反応は限定的のようだ。

■三菱UFJ <8306>  705.2円  -7.3 円 (-1.0%)  本日終値
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが軟調な値動き。米国株市場では大手金融機関の決算が好調にもかかわらず、決算発表後に売られるケースが目立っている。前日もシティグループやJPモルガンなど売りに押される展開となっており、東京市場でもメガバンクにはこの流れが波及している。米債券市場でも2年債利回りと10年債利回りの差が10年ぶりの水準まで狭まっており、運用利ザヤ縮小に対する思惑がメガバンクにとってネガティブ材料となった。

■エディア <3935>  1,053円  +150 円 (+16.6%) ストップ高   本日終値
 エディア<3935>はストップ高。同社はきょう、人気ゲーム「BALDR」シリーズで初のスマートフォン/ブラウザ向けゲームとなる本格3D-RPG「BALDR ACE(バルドエース)」の事前登録を開始したと発表。また、事前登録開始にあわせ、「BALDR ACE」のゲームPV公開と、豪華報酬や限定SSRキャラクターをプレゼントするキャンペーンをスタート。なお、ゲーム内容や配信開始時期など、その他の追加情報については事前登録受け付けサイトおよび公式サイト、公式ツイッターアカウントで随時発表するとしている。

■ネクスグループ <6634>  574円  +80 円 (+16.2%) ストップ高   本日終値
 ネクスグループ <6634> [JQ]が連日のストップ高に買われ、昨年来高値を更新した。13日に発表した18年11月期第1四半期(17年12月-18年2月)の連結経常損益が9.6億円の黒字(前年同期は1.2億円の赤字)に浮上したことが引き続き材料視された。仮想通貨・ブロックチェーン事業が売上高、営業利益ともに13.6億円と収益を牽引した。子会社イーフロンティアが仮想通貨向けのAIトレーディングシステム開発にあたり開発中のソフトの実証試験をかねて、ビットコインに対する投資を開始し、大きな成果が出たとしている。第1四半期実績だけで通期計画の6.9億円をすでに38.4%も上回っており、業績上振れを期待する買いが続いた。

■古野電気 <6814>  851円  +68 円 (+8.7%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 魚群探知機など船舶用電子機器を主力とする古野電気 <6814> が急反発。16日に発表した18年2月期の連結経常利益は前の期比27.4%増の18.5億円に拡大して着地。続く19年2月期も前期比7.7%増の20億円に伸びる見通しとなったことが買い材料視された。今期は主力の舶用事業で漁業市場向け高付加価値システムの導入を推進するほか、新興国漁業市場の開拓をめざし販売体制を強化する。また、商船市場向けは新船建造の需要は依然として低水準にとどまるものの、新造船需要に加え、リプレース案件や保守サービスの取り込みを積極的に進める方針。前提為替レートは1ドル=105円、1ユーロ=130円に設定した。

■新日本建物 <8893>  408円  +25 円 (+6.5%)  本日終値
 16日、新日本建物 <8893> [JQ]が18年3月期の最終利益(非連結)を従来予想の6.9億円→10.7億円に55.1%上方修正。増益率が3.1%増→59.9%増に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。流動化事業で販売用不動産の引き渡し件数が想定より伸び、売上が計画を上回ったことが寄与。繰延税金資産の計上に伴い、税金費用が減少したことも最終利益を押し上げた。

■ビーロット <3452>  2,181円  +126 円 (+6.1%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 不動産投資開発事業などを手掛けるビーロット<3452>が高い。同社はきょう午後1時に、人材関連事業やM&A関連事業を行う子会社「ビーロット・キャピタルリンク」を5月中旬にも設立すると発表。事業開始は6月1日を予定。人材関連事業では人材確保や育成など企業の経営課題を解決するためのサービスを展開するほか、M&A関連事業では事業承継を円滑に遂行するためのソリューション事業を手掛けるとしている。

■THEグローバル社 <3271>  882円  +39 円 (+4.6%)  本日終値
 THEグローバル社<3271>が不動産関連物色の流れに乗り大幅高。首都圏を地盤にマンション開発や戸建て事業を展開するが、駅に近い物件などを中心に需要を捉え業績に反映している。18年6月期営業利益は前期比7割増の31億1400万円予想と好調。19年6月期も2ケタ伸長が見込まれ、好業績期待が株価を押し上げている。株価指標面では低PERも魅力となっている。ホテルは外国人に人気の京都の中心部に積極展開し訪日客需要を取り込むほか、東京では羽田空港を意識して蒲田にホテル事業用地を取得して特需に備えている。

■ルーデン <1400>  572円  +23 円 (+4.2%)  本日終値
 ルーデン・ホールディングス<1400>が高い。同社はビルの総合管理のほか不動産開発を手掛け、多角化を推進することで業績回復を図っている。16日取引終了後、オーストラリアのBlockchain Globalと資本提携を前提とした業務提携契約を締結したことを発表。「仮想通貨不動産決済システムプラットフォーム」「仮想登記データ照会システム」の開発と実証実験を共同で行うことで、これによる業容拡大への期待が投資資金の流入を誘った。

■Olympicグループ <8289>  555円  +15 円 (+2.8%)  本日終値
 Olympicグループ<8289>が反発。16日の取引終了後に発表した19年2月期の連結業績予想で、売上高1080億円(前期比1.1%増)、営業利益7億円(同2.9倍)、最終利益3億5000万円(前期1億4200万円の赤字)と大幅増益を見込んでいることが好感された。引き続きEDLP政策により集客力の向上を図るとともに、前期に店舗改装などで商品構成を変化させ利益率が改善したことから、これを継続する見通し。また、店舗運営効率の改善とともに、グループ間における業務の効率化を進め、ローコスト運営を徹底することで利益の回復を狙うとしている。なお、18年2月期決算は、売上高1068億3300万円(前の期比1.3%減)、営業利益2億4300万円(同70.9%減)、最終損益1億4200万円の赤字(前の期1500万円の黒字)だった。ディスカウント部門の不振が続いたことや、テナント収入が減少したことで減収となったほか、フード部門の売り場拡大による人件費の増加や光熱費の上昇が営業利益を圧迫した。

株探ニュース

日経平均