【市況】ETF売買動向＝16日前引け、ＥＴＦＳ原油、ＷＴＩ原油が新高値

　16日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比33.0％減の848億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同34.0％減の809億円だった。

　個別ではＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> 、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> が新高値。ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　農産物上場投資信託 <1687> が4.67％高、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が3.04％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.22％安、ｉシェアーズ　ＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ　設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> は3.89％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は3.73％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が55円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金627億1000万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均815億7100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が91億5200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が25億2300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が22億6400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が11億7700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が8億2900万円の売買代金となった。

株探ニュース