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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 エスプール、西松屋チェ、北恵 (3日大引け後 発表分)

エスプール <日足> 「株探」多機能チャートより

 3日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 エスプール <2471> [JQ]  ★12-2月期(1Q)経常は3.8倍増益で着地
 ◆18年11月期第1四半期(17年12月-18年2月)の連結経常利益は前年同期比3.8倍の1.7億円に急拡大して着地。ビジネスソリューション事業で4月の障害者雇用促進法改正を控え、利益率の高い障がい者雇用支援サービスの売上が大きく伸びたことが増益に貢献した。人材ソリューション事業で主力のコールセンター業務を中心にグループ派遣が好調だったことも寄与した。
  上期計画の2.9億円に対する進捗率は58.4%に達し、前年同期の17.0%を大きく上回っており、上期業績の上振れが期待される。

 西松屋チェ <7545>  ★今期経常は19%増益見込む、自社株買いも発表
 ◆18年2月期の経常利益(非連結)は前の期比11.4%減の71.3億円だったものの、19年2月期は前期比19.2%増の85億円に回復する見通しとなった。前期はマタニティ用品の販売不振や人件費の増加が響いた。今期は積極的な出店で増収を確保する。不採算店舗の閉鎖や改装に加え、ITなどの活用による店舗運営の効率化で採算も改善する。
  決算発表と同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の0.51%にあたる32.5万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。株主還元を好感する買いも期待される。

 北恵 <9872> [東証2] ★12-2月期(1Q)経常は38%増益で着地
 ◆18年11月期第1四半期(17年12月-18年2月)の連結経常利益は前年同期比38.1%増の2億円に拡大して着地。新規取引先の開拓に加え、キッチンなどの住宅設備機器やプライベートブランド商品の販売が伸び、5.4%の増収を確保。利益率の高い工事売上の増加や業務効率化などで採算も向上した。

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