市場ニュース

戻る

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):トヨタ、アトラ、VIX短先物

トヨタ <日足> 「株探」多機能チャートより
■トヨタ自動車 <7203>  6,730円  -49 円 (-0.7%)  本日終値
 トヨタ自動車<7203>や日産自動車<7201>、ホンダ<7267>など自動車株が安い。前日のNYダウが急落したことに加え、為替市場で円高が進行したことが嫌気された。午前9時時点で1ドル=105円80銭台と前日午後5時時点に比べ40銭強のドル安・円高水準となっている。また、米国の保護主義政策の高まりを懸念する売りも出た。

■国際石油開発帝石 <1605>  1,300円  -6 円 (-0.5%)  本日終値
 国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>、日本海洋掘削<1606>など資源開発関連株が安い。前日の米国株市場の急落を受け全般相場がリスクオフの流れにあることに加え、WTI原油先物価格は1ドル93セント安と急落、1バレル=63ドル1セントと終値ベースでは約2週間ぶりの水準に売り込まれており、これを受けて原油関連セクターは逆風環境にある。米国株市場ではシェブロン、エクソンモービルなどエネルギー関連株が売られたが、この流れが東京市場にも波及している。

■三越伊勢丹 <3099>  1,176円  -2 円 (-0.2%)  本日終値
 三越伊勢丹ホールディングス<3099>は冴えない動き。2日の取引終了後に発表した3月度の国内百貨店事業売上速報で、三越伊勢丹合計の既存店売上高は前年同月比1.4%増と10カ月連続で前年実績を上回ったが、これを好材料視する動きは限定的のようだ。大都市圏の店舗を中心に高額品の動きが好調に推移したことや、気温が上がってきた月後半に春物衣料の売り上げが上向いたことが寄与した。特に基幹店では、ラグジュアリーブランドなどの高額品が引き続き好調だったほか、月後半の気温上昇を受けて、春物衣料の実需も堅調だったとしている。

■アトラ <6029>  1,070円  +79 円 (+8.0%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 アトラ<6029>が急伸し年初来高値を更新。2月初旬以降25日移動平均線を足場とする下値切り上げ波動を形成しているが、前週を境に上昇波動を強め、同移動平均線との上方カイ離を広げている。同社は鍼灸接骨院をチェーン展開しており、介護・リハビリ分野で成長期待が強い。同社のデイサービス・フランチャイズシステムは国家資格者である柔道整復師による機能訓練を特色とし、顧客ニーズを捉えている。業績は好調で、17年12月期は単独ベース営業利益で前期比48%増と急増、18年12月期は連結ベース移行で単純比較はできないが、実質増収増益を確保する見通し。

■VIX短先物 <1552>  17,160円  +830 円 (+5.1%)  本日終値
 国際のETF VIX短期先物指数<1552>が続伸。同ETFは「恐怖指数」と称される米VIX指数とリンクしており、米国市場の波乱時に上昇する特性を持つ。2日のNYダウは29日に比べ458ドル安と大幅安。米中貿易摩擦に対する警戒感に加え、アマゾン・ドット・コムなど主力IT関連株が急落したことが嫌気された。これを受け、米VIX指数は同3.65(18.3%)ポイント高の23.62に急上昇した。こうしたなか、この日の国際VIX短期先物も連動高している。

■nms <2162>  904円  +43 円 (+5.0%)  本日終値
 nmsホールディングス<2162>が急伸。同社はきょう、キーエンス<6861>の高解像度カメラを用いた外観検査装置をはじめとする、省力化装置の製造・販売のグローバル展開を開始すると発表。これが株価を刺激しているようだ。同社は、グループ内のベトナム工場でも外観検査装置などの導入を検討。グループ内製造拠点への省力化装置導入を進めるとともに、その実績をベースに独自性のある提案・サービスを提供していくという。

■三光産業 <7922>  827円  +39 円 (+5.0%) 一時ストップ高   本日終値
 三光産業<7922>が一時ストップ高まで買われた。同社株は前日まで2日連続のストップ高となる人気となっていたが、きょうも地合い悪のなかで投機資金の攻勢が続いている。粘着剤・粘着剤付印刷物など特殊印刷物専業で、ラベル印刷や家電の操作パネルの印刷などで優位性を持つ。ここ最近、セルフレジの普及拡大を背景に関連銘柄が買われており、同社はICタグ分野への展開で商機が膨らむとの見方が投機資金を呼び込んでいる。

■マイネット <3928>  1,343円  +58 円 (+4.5%)  本日終値
 マイネット<3928>が急騰。2日の取引終了後、子会社マイネットゲームスが、4月1日からタイトル名非公開のスマートフォンゲーム(ネイティブアプリ)を運営することになったと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。なお、タイトル名などは非公開で、これにより同社グループの運営タイトルは39タイトルになるという。

■ソフトクリエ <3371>  1,517円  +63 円 (+4.3%)  本日終値
 2日、ソフトクリエイトホールディングス <3371> が発行済み株式数(自社株を除く)の0.75%にあたる10万株(金額で1億7000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は4月2日から5月31日まで。同時に、オウンドメディア導入支援を展開するエートゥジェイの79.3%の株式を取得し子会社化すると発表している。

■セレス <3696>  1,625円  +65 円 (+4.2%)  本日終値
 セレス<3696>やファステップス<2338>、オウケイウェイヴ<3808>など仮想通貨関連株が後場堅調。日本経済新聞電子版が、この日の午後に「巨額の仮想通貨流出事件を起こしたコインチェック(東京・渋谷区)が支援先を募り、マネックスグループ<8698>が子会社化する買収提案を提示したことが分かった」と報道。マネックスGがストップ高に買われた。これを受け、セレスなど仮想通貨関連株に見直し買いが流入した。

●ストップ高銘柄
 マネックスグループ <8698>  424円  +80 円 (+23.3%) ストップ高   本日終値
 以上、1銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

株探ニュース

日経平均