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【市況】売り方優位の状況/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 21674.48 (-102.81)
TOPIX  : 1735.54 (-7.67)

[後場の投資戦略]

 日経平均は売り一巡後は25日線を挟んでの推移となっているが、5日線は下回っており、調整トレンドから脱せないでいる。先物主導で下げ幅を拡大させる場面もみられているが、指数インパクトの大きいファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>が揃って弱い値動きをみせているため、売り方優位の状況であろう。日銀のETF買い入れへの思惑等から下げ渋る展開になろうが、戻り待ちの売り圧力も強そうである。

 一方でマザーズ指数はプラス圏で推移している。日経平均が不安定な状況の中、中小型株に個人主体の資金がシフトしているようである。決算など個別材料によるところが大きいが、好業績や売られ過ぎ銘柄等への物色意欲は強そうだ。(村瀬智一)
《AK》

 提供:フィスコ

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