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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):住友ベ、NSW、東建コーポ

住友ベ <日足> 「株探」多機能チャートより
■住友ベークライト <4203>  954円  +15 円 (+1.6%)  本日終値
 住友ベークライト<4203>は3日続伸。この日、積層板および銅張積層板、プリプレグを4月9日出荷分から値上げすると発表しており、採算改善への期待から買いが入ったようだ。昨年来、銅箔やガラスクロス、樹脂などの原料の上昇が続き、原紙も高騰していることを受けて、自助努力によるコスト吸収は不可能と判断したという。

■日本システムウエア <9739>  3,180円  +40 円 (+1.3%)  本日終値
 NSW<9739>は高い。この日、同社のIoTクラウドプラットフォーム「Toami(トアミ)」が、長州産業(山口県山陽小野田市)のクラウドサービス「CICクラウドHEMS」に採用されたと発表しており、これを好材料視した買いが入った。CICクラウドHEMSは、長州産業がサービス開始したクラウド型のHEMS(ホーム・エネルギー・マネージメントシステム)。宅内の家電データを通信ゲートウエイを介してToamiで収集することで、電力状況の可視化や屋外からの操作など、暮らしに便利な機能を提供するとしている。

■東建コーポレーション <1766>  10,440円  -1,130 円 (-9.8%)  本日終値  東証1部 下落率2位
 東建コーポレーション<1766>が大幅続落。13日の取引終了後に発表した第3四半期累計(17年5月~18年1月)連結決算は、売上高2425億3700万円(前年同期比9.0%増)、営業利益は148億6400万円(同13.7%増)、純利益は102億5300万円(同15.3%増)と2ケタ営業増益だったものの、建設事業の総受注高が同2.2%減の1270億800万円にとどまったことが嫌気された。建設事業で期初の受注残高が豊富にあったことから、完成工事高が増加した。また、不動産賃貸事業では、管理物件数の増加に伴うサブリース経営代行システム(一括借り上げ制度)による入居者からの家賃収入や管理料収入などが増加し、業績向上に貢献した。ただ、金融機関の賃貸建物に対する建設資金の融資姿勢が厳しいことから受注高が減少したという。なお、18年4月期通期業績予想は、売上高3296億7600万円(前期比8.0%増)、営業利益197億3300万円(同6.7%増)、純利益136億8700万円(同5.0%増)の従来見通しを据え置いている。

■日本金銭機械 <6418>  1,156円  -119 円 (-9.3%)  本日終値  東証1部 下落率3位
 日本金銭機械<6418>が4日続落。13日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を300億円から296億円(前期比2.1%減)へ、営業利益を11億5000万円から11億1000万円(同36.6%減)へ、純利益を14億8000万円から9億2000万円(同9.1%減)へ下方修正したことが嫌気された。アミューズメント事業(ゲームセンターの運営)の廃止に伴い、新たに拠点の統廃合をはじめ、効率的な人員の再配置や固定費の削減策など経営の効率化を推進するほか、遊技場向け機器セグメントにかかる棚卸資産の評価減を計上することが要因という。また、最近の為替相場の動向を反映して為替差損を計上することなども響くとしている。

■ツルハホールディングス <3391>  14,410円  -1,140 円 (-7.3%)  本日終値  東証1部 下落率4位
 ツルハホールディングス<3391>が大幅反落。13日の取引終了後、18年5月期の連結業績予想について、売上高を6000億円から6700億円(前期比16.1%増)へ、営業利益を390億円から399億円(同13.1%増)へ、純利益を247億4000万円から250億4200万円(同7.8%増)へ上方修正したが、市場予想の営業利益410億円強を下回ることから、失望売りが出たようだ。上方修正は、昨年9月に杏林堂グループ・ホールディングスを連結子会社化したのに伴い、同社業績を第3・第4四半期決算に連結したことに加え、のれんの償却や非支配株主に帰属する四半期純利益などの会計処理を加味したという。なお、同時に発表した第3四半期累計(17年5月16日~18年2月15日)決算は、売上高4881億4600万円(前年同期比12.4%増)、営業利益312億7600万円(同13.5%増)、純利益199億100万円(同5.2%増)だった。

■そーせいグループ <4565>  9,430円  -620 円 (-6.2%)  本日終値
 そーせいグループ<4565>が大幅反落。13日の取引終了後、片頭痛やその他重度の頭痛に対する治療薬としてのリード候補化合物「HTL0022562」と、その他の新規低分子カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)拮抗薬について、グローバルで開発・販売する権利を、イスラエルのテバ・ファーファシューティカル・インダストリーズから返還されたと発表しており、これを弱材料視した売りが出たようだ。HTL0022562は、そーせい子会社ヘプタレス・セラピューティクスが独自の構造ベース創薬プラットフォームを用いて設計した、選択性の高い有力な新規低分子CGRP拮抗薬。テバ社では、健康成人における第1相臨床試験での初回投与を18年後半に予定していたが、テバ社による最近のポートフォリオ見直しの結果、同医薬品開発ライセンス契約を終了したという。なお、今後はそーせいが開発を進めることになり、テバ社からの正式な権利譲渡後に、HTL0022562の第1相臨床試験の開始時期を発表するという。

■東京エレクトロン <8035>  22,285円  -425 円 (-1.9%)  本日終値
 東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連が売りに押された。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数いずれも大きく下げており、主力ハイテク株に売りが目立った。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は8日ぶりに反落、これを受けて東京市場でも半導体セクターに売り圧力が顕在化している。ただ、世界的な半導体需要の好調を背景に、米国でも製造装置メーカーなどの業績は絶好調で、目先利益確定の売り一巡後は切り返す展開も想定される。

■日本ライフライン <7575>  3,435円  -55 円 (-1.6%)  本日終値
 日本ライフライン<7575>が反落。13日の取引終了後、同社が販売しているAED(自動体外式除細動器)「カーディアックレスキューRQ-5000」について、自主回収を行うと発表しており、業績への影響を警戒した売りが出たようだ。対象となるのは17年11月から18年2月に販売された169台で、該当するAEDが自動で行ったセルフテストの際、パッドカートリッジを交換する必要がある旨の音声メッセージが発せられたとの報告を受けて、製造元で調査を行った結果、回路構成部品が故障していることが確認されたという。なお、回収対象となる商品は全て特定されており、速やかに商品の回収と交換を実施するという。また、これに伴う健康被害は報告されていないとしている。

■国際石油開発帝石 <1605>  1,267.5円  -13.5 円 (-1.1%)  本日終値
 国際石油開発帝石<1605>や石油資源開発<1662>が安い。13日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近4月物が前日比0.65ドル安の1バレル60.71ドルに下落した。米国のシェールオイル増産による需給悪化懸念が強く、WTI価格は軟調。これを受け、石油関連株に売りが先行した。

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