【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 京セラ、ＡＮＡＨＤ、コニカミノル　(2月1日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月31日から1日の決算発表を経て2日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　インタワクス <6032>
　18年3月期の連結経常利益を従来予想の9.5億円→6.5億円(前期は8.8億円)に31.6％下方修正し、一転して26.3％減益見通しとなった。

▲No.4　高周波 <5476>
　18年3月期の連結経常利益を従来予想の15億円→11億円(前期は8.3億円)に26.7％下方修正し、増益率が79.4％増→31.6％増に縮小する見通しとなった。

▲No.5　日新製鋼 <5413>
　18年3月期の連結営業利益を従来予想の190億円→175億円(前期は78.3億円)に7.9％下方修正し、増益率が2.4倍→2.2倍に縮小する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6032> インタワクス 　東１ 　 -15.03 　　2/ 1　　　3Q　　　-32.41
<9517> イーレックス 　東１ 　 -10.12 　　2/ 1　　　3Q　　　 32.86
<3328> ＢＥＥＮＯＳ 　東１　　 -9.62 　　2/ 1　　　1Q　　　 80.26
<5476> 高周波 　　　　東１　　 -9.44 　　2/ 1　　　3Q　　　 74.58
<5413> 日新製鋼 　　　東１　　 -8.97 　　2/ 1　　　3Q　　　633.19

<6875> メガチップス 　東１　　 -8.08 　　2/ 1　　　3Q　　　172.37
<6345> アイチコーポ 　東１　　 -6.25 　　2/ 1　　　3Q　　　-13.77
<7250> 太平洋工 　　　東１　　 -6.22 　　2/ 1　　　3Q　　　　0.00
<4282> ＥＰＳ 　　　　東１　　 -5.90 　　2/ 1　　　1Q　　　 -8.11
<2229> カルビー 　　　東１　　 -5.60 　　2/ 1　　　3Q　　　-13.00

<6952> カシオ 　　　　東１　　 -5.20 　　2/ 1　　　3Q　　　 40.44
<2811> カゴメ 　　　　東１　　 -4.92 　　2/ 1　本決算　　　　3.03
<7214> ＧＭＢ 　　　　東１　　 -4.87 　　2/ 1　　　3Q　　　 47.58
<4902> コニカミノル 　東１　　 -3.96 　　2/ 1　　　3Q　　　-20.40
<6971> 京セラ 　　　　東１　　 -1.88 　　2/ 1　　　3Q　　　 46.76

<6486> イーグル工 　　東１　　 -1.76 　　2/ 1　　　3Q　　　 27.52
<9202> ＡＮＡＨＤ 　　東１　　 -1.73 　　2/ 1　　　3Q　　　 31.91
<6703> ＯＫＩ 　　　　東１　　 -1.39 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤縮
<4739> ＣＴＣ 　　　　東１　　 -0.42 　　2/ 1　　　3Q　　　 22.88
<4928> ノエビアＨＤ 　東１　　 -0.23 　　2/ 1　　　1Q　　　 17.62

<5186> ニッタ 　　　　東１　　 -0.22 　　2/ 1　　　3Q　　　 26.35

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした2日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース