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【市況】13日のNY市場は上昇

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

NYDOW  : 24585.43 (+80.63)
NASDAQ  : 6875.80 (+13.48)
CME225  : 22660 (-40(大証比))

[NY市場データ]

13日のNY市場は上昇。ダウ平均は80.63ドル高の24585.43、ナスダックは13.48ポイント高の6875.80で取引を終了した。11月消費者物価指数(食品・エネルギー除く)が予想を下振れ、利上げペースが加速しないとの見方から買いが先行。ハイテク株にも買い戻しが広がったほか、共和党上下院幹部で税制改革を巡る協議が法人税率を21%とすることで暫定合意に達したことが好感され堅調推移となった。注目のFOMCでは大方の予想通り、政策金利が引き上げられた。イエレン議長は、経済成長や雇用、労働情勢の堅調さが続くとの認識を示した一方で、18年の利上げ見通しは維持した。当局者の多くが税制改革の実現によるGDPの緩やかな上昇を予想していることも明らかとなり、発表後も高値圏で推移したが、引けにかけて上げ幅を縮小した。セクター別では、耐久消費財・アパレルや家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方で銀行やメディアが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円安の22660円。ADRの日本株は三菱商<8058>、コマツ<6301>、花王<4452>が小じっかりな他は、トヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、日鉄住金<5401>、日東電<6988>など、対東証比較(1ドル112.58円換算)で全般小安い。
《TM》

 提供:フィスコ

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