【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 理研グリン、ＨＩＯＫＩ、スバル (7日大引け後 発表分)

　7日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　理研グリン <9992> [ＪＱ]　　★前期経常を92％上方修正
　◆17年10月期(7ヵ月の変則決算)の連結経常利益を従来予想の2.6億円→5億円に92.3％上方修正。主力の緑化関連薬剤の販売が好調で、売上が計画を上回ったことが寄与。利益率の高い製品の売上増加や原価低減で採算が改善したことも上振れに大きく貢献した。

　ＨＩＯＫＩ <6866> 　　★今期経常を9％上方修正、配当も5円増額
　◆17年12月期の連結経常利益を従来予想の23億円→25.1億円に9.1％上方修正。増益率が36.7％増→49.2％増に拡大する見通しとなった。自動車や電子部品業界の旺盛な設備投資需要を背景に、電子計測器の販売が想定より伸びることが寄与。
　　業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の50円→55円(前期は40円)に増額修正した。

　スバル興業 <9632> 　　★2-10月期(3Q累計)経常31％増益、今期配当を105円増額
　◆18年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比30.6％増の25.1億円に拡大して着地。主力の道路補修工事で高速道路を中心に既存工事の増工や追加受注を獲得したことが寄与。原価管理の徹底によるコスト削減や業務効率化も大幅増益に貢献した。通期計画の27.2億円に対する進捗率は92.4％に達しており、業績上振れが期待される。
　　併せて、業績好調に伴う特別配当105円を実施する形で、今期の年間配当を従来計画の41.25円→146.25円に大幅増額修正した。

株探ニュース