【特集】「AIスピーカー」関連の人気継続、ソニーから12月9日発売控え関心高まる<注目テーマ>
LINE <日足> 「株探」多機能チャートより
1 全固体電池
2 量子コンピューター
3 人工知能
4 人材派遣
5 元号関連
6 半導体製造装置
7 防衛
8 電気自動車関連
9 仮想通貨
10 技術者派遣
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「 AIスピーカー 」が18位と根強い人気を保っている。
アマゾンやグーグルなど先行する米国勢に加えて、10月にLINE<3938>が「Clova WAVE(クローバウェーブ)」を発売し、国内でも市場が立ち上がって来た感のあるAIスピーカーだが、今月9日にソニー<6758>がGoogleアシスタント搭載のAIスピーカー「LF-S50G」を投入する予定であり、これを控えて市場でもAIスピーカーの関心が高まっている。日本経済新聞が発表した2017年の日経MJヒット商品番付でも、「AIスピーカー」は「西の大関」とされ、「近い将来、家庭の中心に置いて家電制御やエンターテインメント機能の入り口となるデバイスに育つと目されている」(6日付の日本経済新聞)と紹介されており、年末商戦でも話題を呼びそうだ。
この日は、前日の米株式市場の下落や、為替市場での円高・ドル安基調などを背景に、輸出関連株を中心に値下がりするものが多く、ソニー<6758>は軟調な展開だが、LINEはしっかり。また、そのLINEの音楽サービス向けにレコメンドサービスを提供し、AIスピーカーへの注力を打ち出しているソケッツ<3634>は大幅続伸となっている。音声認識のアドバンスト・メディア<3773>も軟調地合いにあってしっかりで、関連銘柄には引き続き注目が必要だろう。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)