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【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 日エスコン、クミアイ化、日本プラスト (1日大引け後 発表分)

日エスコン <日足> 「株探」多機能チャートより

 1日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 日本エスコン <8892>   ★今期経常を23%上方修正、配当も3円増額
 ◆17年12月期の連結経常利益を従来予想の48億円→59億円に22.9%上方修正。増益率が34.3%増→65.0%増に拡大する見通しとなった。保有する商業施設と商業底地をエスコンジャパンリート投資法人へ売却したことが上振れの主因。
  業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の15円→18円(前期は15円)に増額修正した。予想PERが9.6倍→7.8倍に低下する一方、配当利回りは2.85%に上昇し、割安感が強まった。
  併せて、90万株(発行済み株式数の1.3%、金額で4.5億円)を上限とする自社株買いを実施すると発表。

 クミアイ化 <4996>   ★前期経常を29%上方修正
 ◆17年10月期の連結経常利益を従来予想の58億円→75億円に29.3%上方修正。増益率が29.5%増→67.5%増に拡大する見通しとなった。旧イハラケミカル工業との経営統合で加わった連結子会社の売上高見込みの集計に誤りがあり、売上は計画を下回ったものの、原価低減や販管費削減に加え、持分法投資利益の発生が利益を押し上げた。

 日本プラスト <7291> [東証2]  ★東証1部に指定替え、今期配当を2円増額修正
 ◆東証が21日付で日本プラストを市場1部へ指定替えすると発表。これを受け、東証1部上場および創立70周年記念配当2円を上積みする形で、18年3月期の年間配当を従来計画の13円→15円(前期は12円)に増額修正した。
  一方、自己株処分による317万株の売り出しを実施すると発表した。

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