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【特集】ソルクシーズ Research Memo(2):金融業界向けを中心としたソフトウェア開発事業が主力

ソルクシーズ <日足> 「株探」多機能チャートより

■事業概要

ソルクシーズ<4284>はSI/受託開発業務及びそれに付随・関連したアウトソーシング業務、パッケージソフトの開発・販売、ソリューションサービス等を展開しており、金融業界向けが単独売上高の約7割を占めている。また、連結対象子会社としてソフトウェア開発事業で9社、デジタルサイネージ事業で1社を保有する。このうち、ソフトウェア開発事業に関しては事業領域ごとに専門化し、子会社展開していることが特徴となっている。主な子会社を見ると、(株)エフ・エフ・ソルは銀行向けの受託開発を、(株)コアネクストは証券バイサイド向けの業務システムの開発・保守等を主に行っている。また、(株)アスウェアはICTインフラの企画・構築・保守業務を、イー・アイ・ソルは組込・制御・計測関連分野でのソリューション業務をそれぞれ展開しており、これら子会社は開発面において同社と取引関係がある。一方、同社から独立して事業を展開している子会社として、自動車業界向けにソフトウェア開発のコンサルティングサービスを行う(株)エクスモーションや、自動車教習所向け教材システム及び情報システムの最大手である(株)ノイマン、商業施設やアミューズメント施設向けデジタルサイネージの制作、セキュリティシステム等の設計・工事・保守等を行う(株)インターディメンションズがある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《TN》

 提供:フィスコ

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