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【市況】【↓】日経平均 大引け| 小幅に5日続落、方向感に欠き引け際マイナスに転じる (11月14日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  22342.93
高値  22532.30(10:53)
安値  22323.24(09:00)
大引け 22380.01(前日比 -0.98 、 0.00% )

売買高  17億3579万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆9865億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は5日続落、引け際売られわずかにマイナス
 2.米国株の上値も重く、決算発表一巡で方向感を欠く展開
 3.為替は円安水準キープも中小型株に軟化する銘柄目立つ
 4.業種別には銀行や小売りなど内需株が総じてさえない
 5.任天堂が大商いで上値追い継続、SUMCOも物色人気

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは17ドル高と3日ぶりに反発。法人税減税実施を巡る不透明感から売り先行も、ホームデポやマクドナルドなど小売り株の上昇が指数を押し上げた。

 東京市場では売り買いが入り乱れる展開となり、日経平均株価は終盤に値を消してわずかにマイナス圏で大引けを迎えた。

 14日の東京市場は、気迷い相場の様相を呈した。前日の米国株市場ではNYダウなど主要3指数が小幅ながらプラスを確保し、リスク回避の動きは一服したが、上値も重かった。この地合いを引き継ぐように、日経平均も方向感の乏しい展開。プラス圏にいる時間が長かったが、買い意欲も限定的で中小型株に値を下げるものが目立った。好決算発表銘柄が買われたほか、外国為替市場で1ドル=113円台後半と円安水準でもみ合っていたこともあり、輸出セクターには追い風も意識された、しかし、銀行や小売りなど内需株が総じて弱かった。大引けにかけ再び売り圧力が強まり、引け際にわずかながらマイナスに転換して着地した。売買は活況ではあったものの、東証1部の売買代金は3兆円大台には届かなかった。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、キーエンス<6861>も売りに押された。ユニデンホールディングス<6815>が急落、ニチイ学館<9792>、アカツキ<3932>、VTホールディングス<7593>なども大きく値を下げた。平田機工<6258>が売られ、沢井製薬<4555>も安い。ショーケース・ティービー<3909>、ヤーマン<6630>も下落した。
 半面、任天堂<7974>が売買代金トップで上値追い継続、SUMCO<3436>も物色人気となった。ジャパンベストレスキューシステム<2453>がストップ高に買われ、メニコン<7780>も一時値幅制限いっぱいに買われた。東洋炭素<5310>、鴻池運輸<9025>、TYK<5363>なども値を飛ばした。井関農機<6310>、荏原<6361>が大幅高となり、愛眼<9854>も買われた。新川<6274>も高い。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は京セラ <6971> 、東エレク <8035> 、信越化 <4063> 、日東電 <6988> 、大塚HD <4578> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約39円。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はソフトバンク <9984> 、ファストリ <9983> 、エプソン <6724> 、スズキ <7269> 、KDDI <9433> 。押し下げ効果は約35円。

 東証33業種のうち上昇は10業種。上昇率の上位5業種は(1)金属製品、(2)ゴム製品、(3)その他製品、(4)機械、(5)非鉄金属。一方、下落率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)倉庫運輸関連、(3)水産・農林業、(4)電気・ガス業、(5)空運業。

■個別材料株

△LIFULL <2120>
 18年9月期最終は34億円で最高益へ。
△マイネット <3928> [東証M]
 第3四半期経常は53%増益で着地。
△朝日印刷 <3951> [東証2]
 1→2の株式分割・実質増配を発表。
△東洋炭素 <5310>
 今期経常を94%上方修正、配当も5円増額。
△TYK <5363>
 今期配当を2円増額修正。
△エンビプロ <5698> [東証2]
 7-9月期は黒字浮上、株式分割と優待新設も発表。
△木村化 <6378>
 今期経常を一転26%増益に上方修正。
△エスケーエレ <6677> [JQ]
 今期経常は8%増益、1.3%を上限に自社株取得。
△ホトニクス <6965>
 1.9%を上限に自社株買いと消却を実施。
△鴻池運輸 <9025>
 上期経常は一転4%増益で上振れ着地。

▼ソフトMAX <3671> [東証M]
 今期経常を54%下方修正。
▼ノーリツ <5943>
 今期経常を一転12%減益に下方修正。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)木村化 <6378> 、(2)JBR <2453> 、(3)メニコン <7780> 、(4)東洋炭素 <5310> 、(5)スターティア <3393> 、(6)鴻池運輸 <9025> 、(7)LIFULL <2120> 、(8)オープンドア <3926> 、(9)井関農 <6310> 、(10)サムコ <6387> 。
 値下がり率上位10傑は(1)大倉工 <4221> 、(2)RSテクノ <3445> 、(3)ユニデンHD <6815> 、(4)アカツキ <3932> 、(5)中国銀 <8382> 、(6)チタン <4098> 、(7)ニチイ学館 <9792> 、(8)グローバルG <6189> 、(9)VTHD <7593> 、(10)日工営 <1954> 。

【大引け】

 日経平均は前日比0.98円(0.00%)安の2万2380.01円。TOPIXは前日比4.62(0.26%)安の1778.87。出来高は概算で17億3579万株。値上がり銘柄数は622、値下がり銘柄数は1338となった。日経ジャスダック平均は3684.04円(21.11円安)。

[2017年11月14日]

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