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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):極洋、ソニー、ファストリ

極洋 <日足> 「株探」多機能チャートより
■極洋 <1301>  3,850円  +150 円 (+4.1%)  本日終値
 極洋<1301>が後場に入って急伸し、上場来高値を更新した。同社はきょう午前11時30分に、18年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は22億4600万円(前年同期比91.8%増)となり、通期計画40億円に対する進捗率は56.2%となった。売上高は1204億5800万円(同9.9%増)で着地。水産事業が国内外で伸びたほか、冷凍食品の販売なども好調だった。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

■ソニー <6758>  5,222円  +168 円 (+3.3%)  本日終値
 ソニー<6758>が7日続伸と新値街道を走っている。同社は10月末に業績予想の増額修正を発表、18年3月期の最終利益が前期比5.2倍の3800億円(従来見通しは2550億円)となるとの見通しがポジティブサプライズを与え、翌11月1日には500円を超える上昇をみせた。その後も大口の買いが継続している。市場では「好決算発表以降、海外投資家を中心とした実需買いが目立っている。画像センサーが収益に大きく貢献していることはよく知られているが、その他の、ゲームや音楽配信、金融部門なども好調で業績を牽引、収益構造の改善度合いが顕著で株価も先高期待が強い」(国内ネット証券アナリスト)という。また、個人投資家からのマークも強まっているもようで、「きょうは、著名個人トレーダーが、同社株を買っているとツイートしたことがマーケットの話題となっていた」(同)とも指摘されている。

■ファーストリテイリング <9983>  38,600円  +830 円 (+2.2%)  本日終値
 2日、ファーストリテイリング <9983> が10月の国内ユニクロ事業売上推移速報を発表。既存店売上高は前年同月比8.9%増と2ヵ月連続で前年実績を上回ったことが買い材料視された。10月は月を通して気温が低く推移したことから、冬物商品が全般的に好調だった。なお、客数は同5.0%増と2ヵ月連続でプラスとなったほか、客単価も同3.8%増と3ヵ月連続でプラスとなった。

■ノーリツ鋼機 <7744>  1,754円  +36 円 (+2.1%)  本日終値
 ノーリツ鋼機<7744>が反発。同社は2日取引終了後、18年3月期の第2四半期連結業績予想の修正を発表。営業利益を19億円から21億円(前年同期比58.7%増)へ、最終利益を10億円から17億円(同6倍)へ修正した。販管費の削減が想定より進んだことから営業利益段階で従来比2億円の上乗せとなったほか、最終利益については第1四半期に実施した金融資産の公正価値評価の結果、計上した金融収益が寄与したことで同7億円の上乗せとなった。これを手掛かり材料に投資資金を引き寄せた。

■ロート製薬 <4527>  2,720円  +51 円 (+1.9%)  本日終値
 ロート製薬<4527>は反発で年初来高値を更新。同社は2日取引終了後、18年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を1585億円から1650億円(前期比6.7%増)へ、営業利益を156億円から168億円(同8.7%増)へ、最終利益を102億円から105億円(同4.9%増)へ増額しており、これが買いの手掛かりとなった。国内の売上高が全てのセグメントにおいて好調に推移しているほか、中国の回復基調を背景にアジアの売上高が順調に推移、また欧州も売り上げを伸ばしており、会社側の従来計画を上回る見込み。

■日産化学工業 <4021>  4,360円  +60 円 (+1.4%)  本日終値
 日産化学工業<4021>は後場に入って買いが優勢となった。同社は6日午後1時、18年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を1890億円から1920億円(前期比6.5%増)へ、営業利益を325億円から345億円(同9.7%増)へ、最終利益を252億円から270億円(同12.4%増)へそれぞれ増額した。第2四半期累計期間に、主にディスプレー材料製品、動物用医薬品原薬の出荷が好調に推移した。下半期も、各製品の販売は概ね堅調に推移すると見込んでいる。あわせて発表した第2四半期累計の連結決算は、売上高909億9700万円(前年同期比7.7%増)、営業利益172億6300万円(同17.2%増)、最終利益131億8100万円(同24.4%増)だった。

■国際石油開発帝石 <1605>  1,273円  +16 円 (+1.3%)  本日終値
 国際石油開発帝石<1605>や石油資源開発<1662>など石油関連株が高い。先週末3日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近12月物が前日比1.10ドル高の1バレル55.64ドルへ上昇。一時55.76ドルと15年7月以来、2年4カ月ぶりの水準に値を上げた。米国で原油を生産する設備(リグ)の稼働数が減少しているとの見方から、原油の需給改善期待が強まった。これを受け、石油関連株への買いが優勢となった。

■ダイフク <6383>  5,890円  +70 円 (+1.2%)  本日終値
 ダイフク<6383>が4日続伸、株価は連日で上場来高値を更新した。世界的な設備投資需要の回復が物流機器大手の同社にフォローの風となっている。物流のコンサルティン グから、設備の設計・施工、アフターサービスに至るまで一気通貫で提供できることで業界でも優位性を持っている。18年3月期は営業利益段階で前期比30%増の300億円を見込んでいるが、上振れする可能性が高いと市場ではみられている。

■大成建設 <1801>  6,560円  +50 円 (+0.8%)  本日終値
 大成建設<1801>や大林組<1802>、鹿島<1812>といった大手建設株が軒並み新高値に買われた。海洋土木の五洋建設<1893>やコンクリート補修最大手のショーボンドホールディングス<1414>も高値を更新した。大成建の場合、10日に決算発表を予定しているが、前月27日に第2四半期(4~9月)決算の増額修正を発表。連結経常利益は従来予想の480億円から646億円(前年同期は504億円)に修正した。今上期業績は過去最高水準にあり、工事採算を示す完成工事総利益率もバブル期を超える水準となっている。今後、補正予算の策定も見込まれるなか、市場では建設株を一段と評価する動きが強まっている。

■スズキ <7269>  6,315円  +47 円 (+0.8%)  本日終値
 スズキ <7269> が上伸し、上場来高値を更新した。同社は2日、18年3月期の連結経常利益を従来予想の2550億円→3200億円に25.5%上方修正。従来の11.1%減益予想から一転して11.6%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。アジアや欧州で四輪車の販売台数が想定より伸びる。円安による採算改善や為替差損益の好転も利益を押し上げる。同時に発表した17年4-9月期の同利益は前年同期比53.4%増の1868億円に拡大し、従来予想の1250億円を上回って着地した。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の44円→60円(前期は44円)に増額修正したことも支援材料となった。

■和井田製作所 <6158>  935円  +150 円 (+19.1%) ストップ高   本日終値
 2日、和井田製作所 <6158> [JQ]が18年3月期の連結経常利益を従来予想の4.6億円→6.4億円に40.7%上方修正。増益率が47.4%増→2.1倍に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。主力の特殊研削盤を中心に販売が堅調に推移する中、経費の見直しやコスト削減の進展で採算が改善することが利益上振れの要因となる。業績好調に伴い、今期の期末配当を従来計画の9円→11円に増額修正した。前日終値ベースの予想PERが15.9倍→11.2倍に急低下し、割安感が強まったことも支援材料となった。

●ストップ高銘柄
 大木ヘルス <3417>  1,361円  +300 円 (+28.3%) ストップ高   本日終値
 ヤマザキ <6147>  504円  +80 円 (+18.9%) ストップ高   本日終値
 UMNファーマ <4585>  638円  +100 円 (+18.6%) ストップ高   本日終値
 リボミック <4591>  690円  +100 円 (+17.0%) ストップ高   本日終値
 など、8銘柄

●ストップ安銘柄
 五洋インテックス <7519>  640円  -150 円 (-19.0%) ストップ安   本日終値
 日本ライフライン <7575>  4,520円  -1,000 円 (-18.1%) ストップ安   本日終値
 ユナイテッド <2497>  3,320円  -700 円 (-17.4%) ストップ安   本日終値
 以上、3銘柄

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