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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ホンダ、イーレックス、ソニー

ホンダ <日足> 「株探」多機能チャートより
■ホンダ <7267>  3,762円  +186 円 (+5.2%)  本日終値
 ホンダ<7267>が大幅続伸し約9カ月ぶりに年初来高値を更新した。1日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を14兆5000億円から15兆500億円(前期比7.5%増)へ、営業利益を7250億円から7450億円(同11.4%減)へ、純利益を5450億円から5850億円(同5.1%減)へ上方修正したことが好感された。アジアや国内の販売が想定を上回るとみて、四輪事業グループ販売台数見通しを5万台積み増し513万台(前期比2.0%増)としたほか、二輪事業もアジア向け中心に41万台を積み増し1918万台(同8.6%増)としたことが上方修正の要因。また、想定為替レートを1ドル=109円と2円円安に見直したことも売上高・利益を押し上げる。なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高7兆4892億9500万円(前年同期比11.2%増)、営業利益4221億5600万円(同14.7%減)、純利益3813億4100万円(同8.4%増)だった。同時に自社株買いも発表した。上限を2400万株(発行済み株数の1.33%)、または900億円としており、取得期間は11月2日から来年1月31日まで。うち1635万3400株については、この日寄り前に自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買い付けが行われた。

■奥村組 <1833>  4,560円  +215 円 (+5.0%)  本日終値
 1日、奥村組 <1833> が18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の66億円→97.8億円に48.2%上方修正。従来の8.6%減益予想から一転して35.5%増益見通しとなったことが買い材料視された。土木事業、建設事業ともに工事採算が急改善したことで利益を大きく押し上げた。修正した上期予想が通期計画の114億円に対する進捗率が85.8%に達しており、通期業績の上振れを期待する買いが向かった。

■イーレックス <9517>  1,199円  +55 円 (+4.8%)  本日終値
 1日、イーレックス <9517> が決算を発表。18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比63.5%増の23.1億円に拡大して着地したことが買い材料視された。主力の電力小売事業で全国の代理店制度の増強やキャンペーン効果が奏功し、高圧分野、低圧分野ともに顧客数が増加したことが寄与。再生可能エネルギー発電設備からの電力調達比率が上昇し、原価が低減したことも増益の要因となった。

■大陽日酸 <4091>  1,411円  +59 円 (+4.4%)  本日終値
 1日、大陽日酸 <4091> が決算(国際会計基準=IFRS)を発表。18年3月期上期(4-9月)の連結最終利益が前年同期比7.3%増の176億円に伸び、従来の3.5%減益予想から一転して増益で着地したことが買い材料視された。昨年9月にエア・リキード社から買収した事業や、同年12月に子会社化した豪・スパガス社の業績上積みが収益を押し上げた。台湾を中心とする電子材料ガスおよび機器・工事の販売が好調だったことなども増益に貢献した。

■昭電線HD <5805>  1,123円  +46 円 (+4.3%)  本日終値
 1日、昭和電線ホールディングス <5805> が18年3月期の連結経常利益を従来予想の34億円→41億円に20.6%上方修正。増益率が39.0%増→67.6%増に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。銅価格の上昇などで電線線材事業の収益が向上するうえ、国内向け受注が好調な電力システム事業も上振れに貢献する。同時に発表した17年4-9月期の同利益は前年同期比6.1倍の21.4億円に急拡大し、従来予想の14億円を上回って着地した。前日終値ベースの予想PERが17.8倍→13.4倍に低下したことも支援材料となった。

■住友金属鉱山 <5713>  4,834円  +185 円 (+4.0%)  本日終値
 住友金属鉱山<5713>が続伸し新高値。足もとでニッケル価格が2年半ぶりの水準に上昇しているほか、中国需要の拡大で銅価格も高値圏で推移。同社の18年3月期連結営業利益は前期比2%減の750億円が見込まれているが、市場には900億円台への増額観測が出ている。同社は9日に決算発表を予定しており、その内容が注目されている。

■寿スピリッツ <2222>  4,845円  +180 円 (+3.9%)  本日終値
 寿スピリッツ<2222>が連日の年初来高値更新となった。1日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を360億円から367億4000万円(前期比12.9%増)へ、営業利益を44億5000万円から46億7000万円(同21.4%増)へ、純利益を31億5000万円から33億円(同28.3%増)へ上方修正したことが好感された。首都圏での展開強化や、インバウンド対策として注力している主要都市空港の国際線ターミナルでの販売強化が奏功したことで、上期業績が計画を上振れて着地したことが要因としている。なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高172億1900万円(前年同期比16.3%増)、営業利益18億4900万円(同27.3%増)、純利益14億5000万円(同68.1%増)で、従来予想の営業利益16億3000万円を上回って着地した。

■TBSHD <9401>  2,411円  +88 円 (+3.8%)  本日終値
 TBSホールディングス<9401>は小幅続伸で連日の新値追い。同社は1日取引終了後、18年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を3570億円から3610億円(前期比1.6%増)へ、営業利益を200億円から220億円(同10.7%増)へ、最終利益を170億円から186億円(同15.3%増)へそれぞれ増額した。主力のTBSテレビのタイム広告収入などが堅調に推移したほか、興行や海外事業、映像・文化事業セグメントの連結子会社の業績が好調となった。また、コストコントロールの継続なども寄与している。

■大平洋金属 <5541>  3,265円  +110 円 (+3.5%)  本日終値
 大平洋金属<5541>が急伸。ロンドン金属取引所(LME)ではニッケル3カ月物が1日、前日に比べ490ドル高の1トン当たり1万2785ドルに上昇。一時、1万3030ドルと15年6月以来、約2年半ぶりの水準に上昇した。電気自動車(EV)用電池向にニッケル需要が伸びることが材料視されている。このなか、ニッケル価格との連動性が高い同社株が買い人気を集めている。

■ソニー <6758>  5,054円  +136 円 (+2.8%)  本日終値
 ソニー<6758>が続伸、2008年6月以来約9年5カ月ぶりとなる5000円大台を回復。前日は突出した商いをこなしながら500円超の上昇をみせ市場の注目を集めたが、きょうも継続的な買いが流入した。18年3月期営業利益の上方修正で20年ぶりの過去最高益を更新する見通しとなったことが株価に強烈なインパクトを与えている。市場では「このクラスの銘柄が(前日に)大きくマドを開けて上昇することは、かなり珍しいが、これは海外からの資金流入だ。きょうも国内勢が売り越すなかで、比較的足の長い資金とみられる海外機関投資家の買いが受け皿となっている」(国内ネット証券アナリスト)という。

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