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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 住友化、宝HLD、東邦鉛 (24日大引け後 発表分)

住友化 <日足> 「株探」多機能チャートより

 24日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 住友化学 <4005>   ★上期経常を2期ぶり最高益に53%上方修正
 ◆18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の750億円→1150億円に53.3%上方修正。増益率が48.2%増→2.3倍に拡大し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。石油化学の売価上昇に加え、医薬品やエネルギー・機能材料の販売が伸びたことが収益を押し上げた。持ち分法投資利益の増加なども上振れに貢献した。

 宝HLD <2531>   ★上期経常を一転10%増益・18期ぶり最高益に上方修正
 ◆18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の47億円→62億円に31.9%上方修正。従来の16.3%減益予想から一転して10.4%増益を見込み、18期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。「焼酎ハイボール」が好調だったソフトアルコール飲料を中心に国内酒類販売が伸びたことが寄与。海外事業の業績拡大や円安効果に加え、販管費を抑制したことも上振れに貢献した。

 グリムス <3150> [JQ]  ★上期経常最高益予想を50%上乗せ
 ◆18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の3.9億円→5.9億円に49.6%上方修正。増益率が31.2%増→96.3%増に拡大し、従来の3期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。エネルギーコストソリューション事業で業務用エアコンなどの販売が好調だったことが寄与。小売電気事業の収益が想定を上回ったことも上振れに貢献した。

 東邦亜鉛 <5707>   ★上期経常を一転2.3倍増益に上方修正、通期も増額
 ◆18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の25億円→60億円に2.4倍上方修正。従来の5.6%減益予想から一転して2.3倍増益見通しとなった。想定を上回る亜鉛・鉛の市況上昇などで、製錬事業や資源事業の収益が上振れしたことが寄与。在庫評価益が発生したことなども利益を押し上げた。
  上期業績の好調に伴い、通期の同利益も70億円→105億円に50.0%上方修正。減益率が44.2%減→16.3%減に縮小する見通しとなった。

 栗田工 <6370>   ★今期経常を一転7%増益に上方修正
 ◆18年3月期の連結経常利益を従来予想の190億円→215億円に13.2%上方修正。従来の5.4%減益予想から一転して7.1%増益見通しとなった。水処理装置の受注が想定より伸び、売上が計画を上回ることが寄与。工事施工管理の強化による採算改善も利益を押し上げる。

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