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【材料】タカラバイオが7日ぶり反発、新規iPS細胞作製法の全世界での独占的実施権を取得

タカラバイオ <日足> 「株探」多機能チャートより
 タカラバイオ<4974>が7日ぶりに反発している。19日の取引終了後、九州大学と新規遺伝子導入用ベクターである麻疹ウイルスベクターを用いたiPS細胞作製技術のライセンス契約を締結し、全世界での独占的実施権を取得したと発表しており、今後の業績への貢献を期待した買いが入っている。

 同社では、同技術の発明者である東京大学医科学研究所ALA先端医療学社会連携研究部門・谷憲三朗特任教授(元九州大学生体防御医学研究所教授)らと、麻疹ウイルスベクターを用いたiPS細胞作製技術開発の共同研究を実施。今回の独占的実施権の取得により、今後は同社においてiPS細胞作製用麻疹ウイルスベクターの最適化・大量製造法の開発などをさらに進めることになり、麻疹ウイルスベクターを用いた新製品・受託サービスメニューを開始する予定としている。なお、同件による18年3月期業績への直接的な影響は軽微としている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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