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2017年10月19日15時19分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):セゾン情報、神戸鋼、KLab

セゾン情報 <日足> 「株探」多機能チャートより
■セゾン情報システムズ <9640>  2,060円  +400 円 (+24.1%) ストップ高   本日終値
 18日、セゾン情報 <9640> [JQ]が18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の19.7億円→26.9億円に36.2%上方修正。増益率が20.1%増→63.6%増に拡大し、6期ぶりに上期最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。クレジットカード向けシステム開発や情報処理サービスが想定より伸びたことが寄与。コスト削減に加え、販管費の一部が下期以降へずれ込むことも上振れの要因となった。なお、通期の経常利益は従来予想の39.5億円(前期は31.7億円)を据え置いた。

■東芝機械 <6104>  702円  +57 円 (+8.8%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 東芝機械 <6104> が急反発し、年初来高値を更新した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が18日付で同社の投資判断「オーバーウエート(強気)」を継続し、目標株価を510円→750円に引き上げたことが買い材料視された。リポートでは、中国などでのEV市場拡大によるLiB(リチウムイオン二次電池)セパレーター用押出成形機の需要増加を主因に2桁増益が継続すると予想。同社は工作機械セクター内で数少ないEV市場拡大の恩恵を受ける銘柄として、相対的に評価が高まると考えている。また、株価バリュエーションにも割安感があると指摘している。

■神戸製鋼所 <5406>  882円  +55 円 (+6.7%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 神戸製鋼所<5406>が後場急伸。トヨタ自動車<7203>が、神戸鋼の不適切行為による車両への影響を発表。アルミ板に関して「車両の安全性・耐久性に関する関連法規や当社基準を満たしている」と公表した。アルミ板以外の影響は確認中としている。同社株は、トヨタの発表を受け一気に買いが入った格好だ。

■KLab <3656>  1,818円  +86 円 (+5.0%)  本日終値
 KLab<3656>が反発。同社は18日、月・地球でのロボットの高精度遠隔操縦に向け、ゲームなどのIT技術のアプローチでその実現を目指すハッカソンを開催すると発表。これが株価を刺激したようだ。「月探査ハッカソン」は、宇宙科学研究者の中で検討が進められている月面の縦孔探査計画「UZUME」で、科学探査を遠隔操作ロボットで行う際の課題解決を目指すもの。同社と宇宙航空研究開発機構(JAXA)がタッグを組み、産業技術総合研究所の知能システム研究部門などの協力のもと11月11~12日にかけて開催される。

■SUMCO <3436>  1,995円  +92 円 (+4.8%)  本日終値
 SUMCO<3436>が反発で一時2000円大台を回復、5月12日の年初来高値2043円更新を指呼の間に捉えているほか、東京エレクトロン<8035>は前場高値引けで400円超の上昇をみせ新値街道、信越化学工業<4063>は5日続伸で約3か月ぶりの年初来高値更新と半導体関連株が軒並み高い。米国ではインテルをはじめ半導体関連株の大相場が継続、東京市場でもこれに追随する動きにある。大口径シリコンウエハーの需要拡大が続くなか、SUMCOや信越化に追い風が強いほか、3次元NAND型メモリーなど次世代メモリーの普及加速も深掘りの利くエッチング装置で優位性を持つ東エレクに収益チャンスを広げている。

■ペッパーフードサービス <3053>  5,300円  +160 円 (+3.1%)  本日終値
 ペッパーフードサービス<3053>が続伸、10月4日に5970円の高値をつけてからは調整局面に入っていたが、5000円を軸とするもみ合いを経て、再浮上の兆しをみせている。同社は低価格のステーキ店を展開するが、立食いスタイルなどで顧客回転率を上げた「いきなり!ステーキ」が消費者ニーズを捉え、積極出店計画により破竹の勢いで業容を拡大している。「いきなり!ステーキ」は月次で前年比20~30%の高い伸びを継続、17年12月期は売り上げが前期比5割増、営業利益も同2.3倍に急拡大する見通し。時価総額は4日の高値まで9カ月間で10倍という異色の上昇相場を演じた。また、マザーズ市場から今年5月に東証2部に市場変更したが、わずか3カ月後の8月には東証1部に市場変更するというスピード昇格でも話題を集めた。

■IIJ <3774>  2,242円  +47 円 (+2.1%)  本日終値
 インターネットイニシアティブ<3774>が4日続伸となり、年初来高値を更新した。同社はきょう、平田機工<6258>とスマートファクトリー分野で協業することで合意したことを明らかにした。両社は協業により、IoTを活用した生産設備の効率的な運用管理や生産ラインのより一層効率的な運用稼働などに取り組む方針。また、今後は医療・ヘルスケアなどさまざまな分野への展開や、新規の事業開発を含め、協業範囲を拡大するとしている。

■ジェイエイシ <2124>  1,977円  +32 円 (+1.7%)  本日終値
 JAC Recruitment<2124>が買い優勢。同社が18日取引終了後に発表した9月の月次売上高は前年同月比24.5%増と高水準の伸びを維持した。これを評価する買いが先行した。年初来高値をつけた7月20日以来3カ月ぶりの2000円大台復帰を視界にとらえている。

■ケーヒン <7251>  2,016円  +32 円 (+1.6%)  本日終値
 ケーヒン<7251>が続伸。25日移動平均線をサポートラインとする上昇波動を続けている。ホンダ系気化器メーカーで18年3月期営業利益は2ケタ減益見通しにあるが、PERやPBRなど株価指標面から割安感があることがポイント。18日付でSMBC日興証券は同社の投資評価「2」継続で目標株価1600円から1900円に引き上げている。先行投資負担はあるものの、日本、中国、アジア地域の需要好調で18年3月期の業績見通しも上方修正、営業利益は従来予想の200億円から前期比4%減の220億円(会社側予想は200億円)に増額している。

株探ニュース

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