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【経済】銅価格が3年ぶり高値で上海ゴムや東京ゴムの上昇力が増す?! サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。

18日の日経平均株価は12連騰となりました。10日以上の日経平均の連続上昇は、2015年5月15日から6月1日にかけての上昇以来となります。ただ、目覚ましい上昇をみせているのは日経平均だけではありません。ロンドン銅とNY銅の電子取引がどちらも3年ぶりの高値圏に上昇しているようです。レポートでは、『16日発表された中国の9月の消費者物価指数と生産者物価指数が共に6カ月ぶりの上昇力を示したことを受けて銅相場が急騰しております』と伝えています。

さらに、銅価格上昇の背景について、『中国で昨年から続く建設ブームによる銅需要増加や、大気汚染対策で中国の冬季の銅生産が減少するとの見通しも銅相場を押し上げました。中国の銅消費は、世界全体の約36%を占めます。銅相場の高騰を受けてロンドン市場とNY市場の非鉄金属銘柄の電子取引も全面高となってきました』と分析しています。

気になる今後については、『銅相場の高騰が続いていることから、資源銘柄全体の上昇力が増してきたようです』と分析しており、『ロンドン市場の非鉄金属銘柄が銅相場を中心として全面高となってきたことも注目でしょう。そうしたことにより上海ゴムや東京ゴムの上昇力が増してくる可能性もあります』と他の資源銘柄にも波及する可能性があるとの見解を示していますので、上海ゴムや東京ゴムの買い場を探してみるのも一考かもしれません。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の10月16日付「天然ゴム市場パート5「銅価格が3年ぶりの高値間で高騰」」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子

《DM》

 提供:フィスコ

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