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【市況】日経平均は5円安でスタート、過熱警戒感から値を崩すも下値の硬さ意識される/後場の寄り付き概況

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 21250.25 (-5.31)
TOPIX  : 1718.83 (-0.35)

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前引けから小幅に下げ、前日終値近辺からスタートした。ランチタイムの225先物は前日終値水準でのもみ合いが続いていた。昼のバスケットは小幅に売り越しとの観測。円相場は1ドル=112.00円-112.10円での横ばいとなった。日経平均は前場中ごろを過ぎると短期的な過熱警戒感から値を崩した。ただ下値の堅さも意識され、足元ではやや値を戻す展開となっている。

 売買代金上位では、神戸鋼<5406>や住友鉱<5713>が引き続き5%前後の上昇で推移している。トヨタ自<7203>、ファナック<6954>、SMC<6273>などはしっかり。このところ活況を見せている豊和工<6203>は荒い値動きながら再び切り返してきている。一方、任天堂<7974>やソフトバンクG<9984>が利益確定売り優勢となっており、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>といったメガバンク株は小安い。業種別では鉄鋼、非鉄金属、機械などが堅調。半面、その他製品、鉱業、サービス業などが軟調となっている。
《DM》

 提供:フィスコ

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